第418回 大山加奈さん②

ゲストは先週に引き続き、元バレーボール日本代表の、大山加奈さん。

https://www.instagram.com/kanaoyama0619/

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高校時代から日本代表として活躍していた大山さんですが、
実は、身体を動かすことがそんなに好きではなかったとか!

絵を描いたり、本を読んだり…インドア派な幼少期を過ごしながらも、
長身だったことでバレーボールと出会いました。


「父が190cmあって、

 私も小学校入学したときで、140cmくらいあったんです。
 学校中の噂になって、すぐバレーボール部の先輩が私のところに来て

 『バレーボールやらない?』って誘ってくれました。

 練習を見に行ったら、先輩たちがキラキラ見えちゃったんですよね(笑)
 私もこんなふうになりたいと思って、小学校2年でバレーボールを始めました。」

大山さんは、小中高、すべての年代で全国制覇を経験されました。
練習は厳しかったものの、しっかりとした休日の確保や

効率的で短い練習のおかげもあり、

学生生活との両立はそこまで大変では無かった、とのこと。

「勉強もバレーボールもしっかりやる、という感じの中高ですごく有難かったです。

 修学旅行も行けましたし、文化祭も参加出来て、学生生活も楽しめていました!
 バレーボールが嫌になったことは…学生時代にはありませんでした。
 栗原恵さんとは、選抜チームとかでずっと一緒だったので、

 高校時代は文通したりしてました(笑)

 でも、『メグカナ』として比較されるようになってから、すこし壁ができた時代もありました…
 ただ、私が引退してからは、また昔のような関係で過ごせるようになりました!」


大山さんは、東日本大地震以降、継続的に被災地への支援をされ、
現在までに50回以上、被災地を訪問されています。

最初の訪問は、震災からおよそ1ヶ月後…車で支援物資を届けたそう。

「東日本大地震の2ヶ月前に、陸前高田市でバレーボール教室をしていて

 その時の子供達が印象に残っていて、『あの子達が元気なのだろうか』

 『とにかく顔を見たい』というのが原動力でした。
 その時に出会った子たちは、大学生になってますけど、

 今でも文通でやりとりをしている子もいます!

 まだまだ足を運び続けたいと思っています。」

大山さんが参加されている『東北夢応援プログラム』では
バレーボール教室を開催したり、

オンラインでのお話会なども、定期的に開催しています。


最後に、番組恒例の質問『元気の源』について伺いました。

「子供たちと、愛犬です。愛犬は柴犬で、子供たちのお兄ちゃんです!
 元々は、甘えん坊でかまってちゃんで、どうなるか不安があったんですけど

 本当に優しくて!(子供たちに)何されても怒らないんですよね。
 それ見ているだけでも、健気で涙出てきます!
 最近は、娘たちがボールを投げて、

 それを愛犬が取って戻す、という遊びをしています。」

これからについては、
『スポーツを通じて子供たちの人生を豊かにする手伝いをしたい』

『多胎家庭も笑顔で子育てできる世の中になるように、微力ながら頑張りたい』
ともお話くださいました。


2週にわたり、ありがとうございました!


OA曲:輝く月のように  /  Superfly