第421回 青木さやかさん①

今週からのゲストは、青木さやかさん。

https://www.instagram.com/sayaka___aoki/

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青木さやかさんは、1973年生まれ。愛知県瀬戸市のご出身。
名古屋学院大学を卒業後、タレントとして活動をスタートされました。

愛知や岐阜を中心に、フリーアナウンサーとして活躍後、お笑い芸人に!
2003年からは、活動の場を東京に移し、

『エンタの神様』などのネタ番組に出演し、『どこ見てんのよ!』というセリフでブレイク。

現在では、タレントだけでなく、女優、エッセイストとしても活躍を続け、
プライベートでは、中学生の娘さんを育てるお母さんでもあります。

先月には、新しいエッセイ本
『50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの「反省道」』が発売されました。

「生きるヒントって、色々あると思うんですけど、私は反省するのが好きなんですよ。
 5年前に私自身が肺がんになったり、パニック症になったり、

 母親が亡くなったりが重なって、八方塞がりになったんです。
 その時に、今までの人生を振り返って反省したんです。

 あの人を傷つけたな、とかあっても、今更謝ることも出来ないので、
 ここからの生き方を180度変えてみよう!と思って、やり始めたのが、『反省道』です。」

著書には、『嘘をつかない』『感情を出さない(怒りなど)』『不貞腐れない』など、

青木さんが5年前から毎日試みているという、8つの事も掲載されています。

「感情的にワッて言うのっては、瞬間的には楽になるんですけど、
 家に帰って後悔することが私は多くって…そういう事を辞めたかったんです。
 この8つのことは、動物愛護の活動をしている友人に教えてもらって

 私にはすごくあっていることでした。」

タイトルにある『50歳。はじまりの音しか聞こえない』。
ここには、教育費、家のローン、健康などの現実を差し置いても
50歳でやっと、自分で自分を理解出来るようになって楽になり、
前向きになれている、という思いがこめられています。


国語の教師だったというお母様の影響もあり、
文章を書くのは好きだったものの、

本格的に仕事で文章を書くようになったのは、ここ数年のことだそう。

パソコンは使わず、移動中にスマホで書くのが、青木さん流!

「エッセイは、娘が悩んだ時に、何かのヒントがあるといいなぁ、と思って書いていて、
 今回の本は、恋愛っていうところに焦点を当てています。
 私の話ではあるんですけど、青木さやかをモデルにして、
 色んな友人や有識者が『こうしたら良いんじゃない』って答えてくれているような

 テキストだとも思っています。失恋した人にも読んでいただきたいですね。」

現在、娘さんは中学2年生!
心配しながらも、口を出さずに見守る、というのが難しく、
何かあった時に相談してもらえる関係性を

どうやったら築けるか、ということに悩んでいるそう。

「私の友達には話していることがあっても、私は聞いてない、とかもあって。
 『なんで私に言わないの』って言いたいけど、言わずに我慢して(笑)
 何回か聞いちゃったけど、良いこと無かったから…。 
 でも、私以外にも、相談できる大人がいるというのは凄くありがたいです。
 親に言われたくないこと、親に言えないこと、自分にもあったなぁ、とかね。」


来週も、青木さやかさんにお話伺います。
お楽しみに!



OA楽曲: Lonely /  Justin Bieber & Benny Blanco