今回のLEGENDS 岩崎宏美~シアワセノカケラ~、今回は2024年最初の放送。
宏美さんの選曲した楽曲とともに、お届けいたしました。
まずは、今年の4月25日にはデビュー49年目になられる宏美さん。
そこで初心にかえってデビュー曲からお届けいたします。
「天まで響け!! 岩崎宏美」・・・『二重唱』/岩崎宏美
宏美さんにとって2023年は、これまでお仕事をご一緒していた方々が旅立たれたり、それを受けてご自身の活動を顧みたり、考えることも多かった一年だそうです。
いまだに実感が湧かないとおっしゃるのは、谷村新司さん。
宏美さんも“パパ”と呼んで慕っていた谷村新司さんですが、突然の訃報に驚いたそう。
お家でも谷村新司さんの楽曲を繰り返し聴いていたものの、まだ実感が湧かずに涙を流すことができなかったそうです。
「誕生日にはいつもお花を贈られていたんですけど、お花が来なかったのを見て“やっぱり亡くなられたんだ”と実感いたしました。」
そんな谷村新司さんを偲んで・・・『昴-すばる-』/谷村新司
谷村さんが亡くなられた後、もんたよしのりさんにも訃報が。
昔から音楽番組でもご一緒していて、テレビ局の廊下をすれ違うたびに関西弁で「自分、今日調子ええんとちゃうか?」と声をかけてくださっていたそうです。
宏美さんはそんなもんたよしのりさんに「もんたさんちょっと声掠れてますか?」と聞くと笑顔で「今日は調子ええで」と会話していたとか。
当時の宏美さんは、声が少しでも掠れていると心配になるほど、声が“澄んでいないと”と思っていたそうですが、もんたさんのその返答を聞いて「その時の声を楽しまれているってすごいな」と考え方が変わったそうです。
「もんたさんから学びました。」
・・・『ダンシング・オールナイト』/もんた&ブラザーズ
4年前、コロナ禍でお家の中の断捨離を頑張っていた宏美さんはふと、とあるイベントで宏美さんと大橋純子さん、渡辺真知子さん、稲垣潤一さん、そして司会の大石吾朗さんと一緒に撮った写真が数枚見つかったそうです。
みなさんがすごく素敵に写っていた写真を、みなさんにお送りしたそうです。
そして去年、大橋純子さんから「あの時は、みんなが写った写真を送ってくれてありがとう」という、お手紙をいただいた宏美さん。
「まだ病気と闘っているけれど、またみんなとお仕事できるのを楽しみにしてる」と綴られていたそうです。
近頃はメールでやり取りすることがほとんどですが、コロナの中で偶然にもまたお手紙でのやり取りをすることができた、素敵な思い出となったひとときでした。
「純子ちゃんって本当に昔からちっちゃいにも関わらず、パワフルでね」
・・・『シルエット・ロマンス』/大橋純子
2023年は、宏美さんの中で大事に思い返す思い出がたくさんありましたが、これから思い出が増えていく機会もたくさんありました。
妹・岩崎良美さんと一緒にコンサートをする機会がぐっと増え、宏美さんもまさかこうなるとはと予想外の嬉しい展開となったそうです。
「ライバルという感じではないですけれど、ここに来て歌い手としての良きパートナーができたなと思っています」
・・・『にがい涙』/岩崎宏美 岩崎良美
これまで宏美さんがコンサートの準備をするとなると、舞台監督やスタッフとの意見を受けて話し合うことがほとんどなのですが、岩崎良美さんと一緒にコンサートをしますとなると、良美さんの方からポスターのデザインイメージから何からドンと意見が出てくるとか。今まで宏美さんが感じたことがなかったくらい、芯のあるコンセプトを持って活動をしている姿に、誇らしさを抱いているそうです。
2024年も、お二人でのコンサートをはじめ、宏美さんのコンサートの予定も目白押し。
楽しみはまだまだ続きます。
「最後の曲は、やはり未来を感じていただきたい」・・・『太陽が咲ってる』/岩崎宏美