男闘呼組メンバーを中心とした、寺岡呼人プロデュースによる新バンド・Rockon Social Clubがお届けするTOKYO FMのラジオ番組「KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES」。Rockon Social Clubのメンバーが週替わりで登場し、毎回テーマを設けて音楽談義を繰り広げます。

6月3日（土）の放送は、岡本健一と寺岡呼人がパーソナリティを担当。ライブでおこなわれた誕生日祝いのサプライズや、ふたりの出会いについて振り返りました。

（左から）寺岡呼人、岡本健一

◆内心ヒヤヒヤだった誕生日サプライズ

5月20日（土）、Rockon Social Clubは大阪のZepp Nambaで単独ライブの最終公演を開催。高橋和也が誕生日当日、岡本健一が翌21日に誕生日を迎えるとあって、会場は大盛り上がりをみせました。「いわゆるバースデーのためのライブは初めてでしたね」と岡本は語ります。

ライブでは、成田昭次が演奏中にケガをして一時離脱するという“ドッキリ”企画がありました。

ライブで「ヨッテタカッテ」の演奏中、成田はアンプの前にうずくまり、ケガをした“フリ”をしました。急遽、残りのメンバーがMCでつなげることになりましたが、岡本は成田のことが心配で気が気でなかったとのこと。

「トイレに行って昭次の様子を見に行ったら、裏でスタッフが止めに入るんですよ。大丈夫ですからって言うんだけど、『大丈夫じゃねぇからここにいるんじゃねぇかよ』って、取っ組み合いみたいな感じでしたけど、頑なに通してくれなくて（笑）」と振り返る岡本に、寺岡は笑い声をあげます。

会場全体がケガを心配する空気のなか、成田はドッキリ大成功のプラカードを持って登場。実は、岡本と高橋にプレゼントとケーキを贈るための演出でした。サプライズの瞬間を、岡本は「和也は腰を抜かしてステージ上で横たわっていましたね（笑）。俺はとにかく、ケガをしてなくてよかったなと（思った）」とコメントしました。

ケーキを用意するさなかに、岡本が成田のケガの様子を見に来たため、あやうくサプライズがバレそうになったそうで、「『健一にはバレているかも』と、楽屋では大騒ぎだったそうですよ（笑）」と、寺岡はサプライズの裏側を明かします。

この発言を受けて、「俺が来たら（用意している）ケーキをすぐに隠して、ケガのフリをして横になっていたらしいんですよね（笑）。そんなこともあって嬉しくなっちゃいました。サプライズは大成功です」と岡本は喜びました。

◆出会ってすぐに打ち解けたふたり

Rockon Social Clubで活躍する岡本と寺岡ですが、ふたりの出会いのきっかけは何だったのでしょうか？

寺岡は以前、岡本が出演する舞台を鑑賞し、“大スター”という印象を抱いていたそうです。JUN SKY WALKER(S)と男闘呼組はデビューした年が同じではありますが、活動当時は共演した経験がなかったとのこと。

「舞台をやっているのを見て、イメージは変わりました？」という岡本に問いかけに、寺岡は「そういう活動をされていたのは知っていたので、イメージが変わったことはないですけど、やっぱカッコいいなあと。今も時々メイクをしているのを見ると、カッコよくて見惚れちゃうんだよね（笑）」と答えます。

2022年4月頃、成田昭次のソロ活動中にベースを担当していた寺岡。「（成田に）そのときから健一を今度紹介したいと言われていて、そこから8月になってやっとタイミングが合いました」と、顔合わせに至った経緯を説明します。

岡本と対面した寺岡は、フランクに接してくれたことが印象深かったそうです。「最初から呼人君と言ってくれて、すごく話しやすい感じでした。けっこう話が盛り上がりましたよね」と寺岡は語ります。

男闘呼組の再結成には、岡本が粘り強く成田を誘った背景があります。「3人で会ったとき、俺がインタビューする感じでこの何年かの話をそのときにじっくり聞いて、やっぱり健一君がいなかったらこういういい結果にはならなかったと思う」と、寺岡は振り返りました。


＜番組概要＞
番組名：KURE 5-56 Presents ROCKON TIMES
放送エリア：TOKYO　FM
放送日時：毎週土曜21：00～21：30
パーソナリティ：Rockon Social Club
番組メッセージフォーム： https://www.tfm.co.jp/f/rockon-times/message