黒木瞳「夫にまんまと“はめられた”んですね」結婚する際に伝えた“条件”とは？
俳優・石丸幹二がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「Grand Seiko THE NATURE OF TIME」（毎週土曜12:00～12:25）。各界で活躍するゲストを迎え、毎週1つのキーワードから“自分を支えている本質”を掘り下げて伺っていきます。2023年6月のマンスリーゲストは、女優の黒木瞳さん。この記事では、“料理”について伺った6月24日（土）放送の模様を紹介します。
今月は、女優の黒木瞳さんをゲストにお迎えしてお届けしています。宝塚歌劇団に入団後、2年という早さで月組のトップ娘役に抜擢されます。退団後は俳優として、数多くの作品に出演されるほか、映画監督、舞台演出家も務めるなど、エンターテインメントの世界で幅広く活躍されています。そして、今月の16日（金）から公開されている映画「魔女の香水」にも出演されています。
◆宝塚時代に“心に誓ったこと”
石丸：このサロンでは、3週にわたって人生で大切にしている“もの”や“こと”についてお伺いしてまいりましたが、最終週は“時を重ねながら長く大切にしていること”についてお聞きしていきます。黒木さん、それは何でしょうか？
黒木：「料理とタップダンス」です。
石丸：もちろんタカラジェンヌでいらっしゃったからダンスはお得意なんでしょうが、料理は（宝塚の）現役時代にされていましたか？
黒木：私は、（学生の頃から）演劇部と声楽とピアノに明け暮れていて、そのまま宝塚に入りましたので、母から料理は一切習っていないんですよね。
ただあるときに、宝塚の街においしいカレー屋さんがあって“そのカレーを作りたい！”と急に思い立ち、知り合いの方のキッチンを借りて作ったんですよ。玉ねぎを切ったりして。
石丸：それまでに包丁を持ったことはあったんですか？
黒木：包丁使いはなかなかうまかったんですよ。ただ、料理を作ったことがないし興味もなかった。でも、そのときは頑張って作ったんです。それで次の日に舞台があって、すぐに失神しちゃう役で、手で顔を覆って倒れるシーンがあったんですけど、“ああ……手が玉ねぎくさい”って思ったんです（笑）。
石丸：ハハハ（笑）。
黒木：夢の舞台に立っているときに、いきなり“玉ねぎくさい”という現実があって、一瞬“ウッ”となったんですよ（笑）。
石丸：芝居が変わってしまいそうなんですけど（笑）。
黒木：（笑）。そのときに、“私は（現役で）宝塚にいるときは料理をしてはいけないな”と心に誓ったんです。
石丸：なるほど（笑）。
◆結婚後に料理にハマる!?
黒木：そういうこともあって、料理に興味もないし、作る機会もあまりなかったし、そもそも教えられてこなかったので、夫と結婚するときに「私はお料理をしません！」と言ったら、「それでも結婚したい」と言われたので、「じゃあ（料理は）しません」ということで結婚をしたんです。
石丸：では（現在も）料理はしないままですか？
黒木：それがですね……まんまとハマりまして。というのも“ハマった”のではなくて、夫にまんまと“はめられた”んですね。
石丸：はめられた？
黒木：はい。夫に「（普段は）作らなくても良いけど、僕の母が作るチキンカリーだけは作ってほしい」と。どうも、義母がロンドンで（作り方を）教わってきたチキンカリーがとにかくおいしいと。
石丸：なるほど。
黒木：それで、最初（義母のチキンカリーを）食べたときに本当においしかったんです。それで（作り方を）教えていただいて、自分でも作れるようになったんですけど、それもおいしかったんです！ それで、はめられたんです。“私っておいしく作れるじゃん！”って（笑）。
石丸：（笑）。
黒木：それから義母にタンシチューやアイリッシュハンバーグとか、海外生活が長い方だったので、たくさん洋食を教えていただきました。それで、作ってみるとやっぱりおいしいんですよ！ そのたびに“私って何者!?”って自画自賛したりして（笑）。やっぱり、先生が良かったんですよね。
石丸：どんどんレパートリーも増えていったのですか？
黒木：そうですね。その後、私の母からは和食を教えてもらって。だから、洋食と和食を教えてもらえてちょうど良かったんです。
石丸：まさに“まんまと”ですね。
黒木：はい。“はめられた”というか、“自分で作るとおいしいな”ということが分かったんです。
石丸：じゃあ、お料理は外で食べるよりは、ご自分で作って食べることが多いですか？
黒木：外食は少ないですね。
石丸：コロナ禍はあまり外へも行けなかったから、腕を振るいまくっていましたか？
黒木：そうなんですけど、“やらなきゃいけない”と思うと、やりたくなくなるじゃないですか。だから「Uber Eats（ウーバーイーツ）」や出前を頼むときも多々あります（笑）。
＜番組概要＞
番組名：Grand Seiko THE NATURE OF TIME
放送日時：毎週土曜 12:00～12:25
パーソナリティ：石丸幹二
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/nature/
（左から）石丸幹二、黒木瞳さん
今月は、女優の黒木瞳さんをゲストにお迎えしてお届けしています。宝塚歌劇団に入団後、2年という早さで月組のトップ娘役に抜擢されます。退団後は俳優として、数多くの作品に出演されるほか、映画監督、舞台演出家も務めるなど、エンターテインメントの世界で幅広く活躍されています。そして、今月の16日（金）から公開されている映画「魔女の香水」にも出演されています。
◆宝塚時代に“心に誓ったこと”
石丸：このサロンでは、3週にわたって人生で大切にしている“もの”や“こと”についてお伺いしてまいりましたが、最終週は“時を重ねながら長く大切にしていること”についてお聞きしていきます。黒木さん、それは何でしょうか？
黒木：「料理とタップダンス」です。
石丸：もちろんタカラジェンヌでいらっしゃったからダンスはお得意なんでしょうが、料理は（宝塚の）現役時代にされていましたか？
黒木：私は、（学生の頃から）演劇部と声楽とピアノに明け暮れていて、そのまま宝塚に入りましたので、母から料理は一切習っていないんですよね。
ただあるときに、宝塚の街においしいカレー屋さんがあって“そのカレーを作りたい！”と急に思い立ち、知り合いの方のキッチンを借りて作ったんですよ。玉ねぎを切ったりして。
石丸：それまでに包丁を持ったことはあったんですか？
黒木：包丁使いはなかなかうまかったんですよ。ただ、料理を作ったことがないし興味もなかった。でも、そのときは頑張って作ったんです。それで次の日に舞台があって、すぐに失神しちゃう役で、手で顔を覆って倒れるシーンがあったんですけど、“ああ……手が玉ねぎくさい”って思ったんです（笑）。
石丸：ハハハ（笑）。
黒木：夢の舞台に立っているときに、いきなり“玉ねぎくさい”という現実があって、一瞬“ウッ”となったんですよ（笑）。
石丸：芝居が変わってしまいそうなんですけど（笑）。
黒木：（笑）。そのときに、“私は（現役で）宝塚にいるときは料理をしてはいけないな”と心に誓ったんです。
石丸：なるほど（笑）。
◆結婚後に料理にハマる!?
黒木：そういうこともあって、料理に興味もないし、作る機会もあまりなかったし、そもそも教えられてこなかったので、夫と結婚するときに「私はお料理をしません！」と言ったら、「それでも結婚したい」と言われたので、「じゃあ（料理は）しません」ということで結婚をしたんです。
石丸：では（現在も）料理はしないままですか？
黒木：それがですね……まんまとハマりまして。というのも“ハマった”のではなくて、夫にまんまと“はめられた”んですね。
石丸：はめられた？
黒木：はい。夫に「（普段は）作らなくても良いけど、僕の母が作るチキンカリーだけは作ってほしい」と。どうも、義母がロンドンで（作り方を）教わってきたチキンカリーがとにかくおいしいと。
石丸：なるほど。
黒木：それで、最初（義母のチキンカリーを）食べたときに本当においしかったんです。それで（作り方を）教えていただいて、自分でも作れるようになったんですけど、それもおいしかったんです！ それで、はめられたんです。“私っておいしく作れるじゃん！”って（笑）。
石丸：（笑）。
黒木：それから義母にタンシチューやアイリッシュハンバーグとか、海外生活が長い方だったので、たくさん洋食を教えていただきました。それで、作ってみるとやっぱりおいしいんですよ！ そのたびに“私って何者!?”って自画自賛したりして（笑）。やっぱり、先生が良かったんですよね。
石丸：どんどんレパートリーも増えていったのですか？
黒木：そうですね。その後、私の母からは和食を教えてもらって。だから、洋食と和食を教えてもらえてちょうど良かったんです。
石丸：まさに“まんまと”ですね。
黒木：はい。“はめられた”というか、“自分で作るとおいしいな”ということが分かったんです。
石丸：じゃあ、お料理は外で食べるよりは、ご自分で作って食べることが多いですか？
黒木：外食は少ないですね。
石丸：コロナ禍はあまり外へも行けなかったから、腕を振るいまくっていましたか？
黒木：そうなんですけど、“やらなきゃいけない”と思うと、やりたくなくなるじゃないですか。だから「Uber Eats（ウーバーイーツ）」や出前を頼むときも多々あります（笑）。
＜番組概要＞
番組名：Grand Seiko THE NATURE OF TIME
放送日時：毎週土曜 12:00～12:25
パーソナリティ：石丸幹二
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/nature/
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