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樋口新葉選手は周りが思っているほど負けず嫌いではない!?

(前編)今週のMY OLYMPICは、フィギュアスケート選手の樋口新葉さんと荒川静香さんの対談をお送りしました。 (OA:2017年6月12日~6月16日)



樋口新葉(わかば)選手は、2001年生まれの16歳。
東京都出身です。

◆新葉さんの名前の由来は何ですか?

私が生まれた年が2001年で、21世紀の始まりだったので、新しいをつけて、葉っぱのようにすくすく育ってもらいたい思いから「新葉」になりました。

荒川さん:名前の通り、スケートは順調に成長されていますよね~。

◆フィギュアスケートとの出会いはいつ?

母が私の生まれる前からフィギュアが好きで、次生まれてくる子にはスケートをやらせたいと決めていたそうです。

◆ご兄弟はいますか?

姉、兄と自分の三人兄弟です。
私は末っ子です。
姉も兄もスケートはやっていません。

◆樋口選手の幼少時代はどんな子でしたか?

まだ子供です。(笑)
今とあまり変わらない気がします。
ただ、最近はこういう取材などを受け、大人の方たちと仕事をするようになり、大分周りの事や人の気持ちを理解できるようになりました。

◆フィギュアスケートに興味を持った理由は?

最初に始めたのが母の影響だったのですが、初めての試合で5位に終わり、それが悔しくて練習をするようになりました。
それが興味を持った始まりです。

◆負けず嫌いな性格ですか?
負けず嫌いなところもありますけど、皆さんが思っているほどではないと思います。(笑)

◆自分の事をどのように分析していますか?

オンとオフはしっかりできているかなと思っています。

◆氷上と陸上では違いますか?

氷上では、先生とたくさん話をして、演技等に対してどうしたら良くなるかとか話しますが、陸上では自由にやらせてもらっています。

◆樋口選手のフィギュアスケートの特徴は、スピードだと思われますが、ご自身では自分のスタイルをどのように思っていますか?

最初は、自分でも分からなかったのですが、周りからスピードが良いよねといわれるようになり、そこを意識して自分の演技を見るようになりました。最近では自分の良さはスピードなのかなと思い始めました。

◆フィギュアスケートにはたくさんの魅力がありますが、樋口選手はどの部分を磨くのが好きですか?

全部の練習をするのは難しいですが、エレメンツの中で好きなのはステップなので、一番練習しています。

荒川さん:ジャンプだと思いましたが、ステップなんですね!

◆樋口選手にとって、フィギュアスケートの魅力は?

自分はショーにも試合にも出たりしますが、それぞれに違う良さがあると思います。
試合の時はすごく緊張をして、不安もありますが、最近はそれが楽しめるようになりました。ショーは自分の良さや気持ちを表現できるのでそれが魅力だと思います。

◆どういう時に達成感を感じますか?

やはり、ミスをしない演技ができた時や自分の思い描いた演技ができた時です。

◆つらかった場面は?

目標としていた試合で内容が良くなかったり、練習でうまく出来なかったりすると苦しいです。

◆樋口選手は現在、5種類のジャンプ、コンビネーションジャンプ、更にトリプルアクセルにチャレンジし、成功させていますが、今後の課題は何ですか?

去年までは失敗しない事だったんですが、これからは失敗しないのは当たり前にして、ジャンプの流れや高さなど質の部分を高めていくのが課題です。

◆樋口選手のジャンプは本当に加点の付く素晴らしいもので、表現力も素晴らしいですが、どういうトレーニングをされていますか?

バレエをやっていて、最近では、自分で意識をして鏡を見ながら踊っています。

◆樋口選手がオリンピックを意識したのはいつですか?

最初に意識したのはソチオリンピックの選考会であった、全日本選手権を生でフラワーガールとして見ていた時です。すごく熱い戦いで、誰が勝ってもおかしくない試合だったのですが、そこで選ばれた三人の選手がソチで素晴らしい演技をしているのを見て、私も出たいと思ったのが始まりです。

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