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紫帆

  • 都道府県 神奈川県
  • 性別 女性

一般企業に勤務している30代の大学院生。近い将来の夢は修士取得、遠い将来は作家(小説、エッセイ、論文等)。趣味は読書、散歩、フランス語、ネコと遊ぶこと。絵音さんの作る楽曲や詩の世界観が好きです。

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  • 「詩」に対する造詣は深くありませんが、そんな中でも、今まででいちばん私の心に響いた詩です。
    イギリスのロマン派詩人で画家のウィリアム・ブレイク(1757〜1827)の「無垢の予兆」という詩の一部です。

    一粒の砂にも世界がある
    一輪の野の花にも天国がある
    君の手にひらには無限があり
    ひとときのうちに永遠がある

    現代のアーティストたちも、様々な局面で着想を得ているみたいですね。
    興味があったら、確認してみてください。

    紫帆

    神奈川県/女性 2022/5/3 00:18

    川谷絵音の約30分我慢してくれませんか

  • 長崎について

    今日は絵音さんの故郷「長崎」について話します。「長崎」は10年ほど前に一度行っただけですが、好きな場所の1つです。しかも「青春18切符」での一人旅。鉄道での行程では、例え夜行列車を使用しても2日がかりで、私も最初の1日目は下関までが限界でした。2日目に九州を横断して漸く着いた時は何て遠い所に来てしまったんだろうという印象でしたね。そもそも私の「長崎」との出会いは一冊の本がきっかけですが、それは遠藤周作さんの『沈黙』です。ご存知ですか?もともと私は本とか映画、ドラマなどもそうですが、気にいるとその一作品を何度でも読んだり見たりしますが、この遠藤氏の『沈黙』は書籍のなかでNo.1(ちなみに映画のトップはアメリカの監督テレンス・マリックの『シンレッドライン』。この作品は戦争映画ですが、描写がとても美しく、詩的で哲学的です。ただし好みによるので好きでない方だと、ただ単に冗漫で退屈に感じるだけかも。もし時間を持て余していたら一度眺めてみて下さい)。この『沈黙』ですが、これは江戸時代のキリスト教弾圧の話であり、最初に読んだのが中学生の時で、幕府のキリスト教徒への迫害に衝撃を受け、またその迫害に怯むことなく殉死する信徒たちに心を打たれました。一週間くらいの長崎滞在中には、隠れキリシタンの里の1つと言われてる外海地区にも行きました。海が綺麗ですね。そこの教会やキリシタン墓地などを巡っているなかで、道を尋ねた腰が曲がったお婆さんが「自分はクリスチャンで洗礼名はマリア」と自慢げに話してくれたことが印象に残っています。私は別にクリスチャンではなく、神も仏も信じていません。でも宗教そのものの存在理由について考える時がありますね。もちろん長崎市内も見て回って、あまり歴史的には有名ではなかったと思いますが神の島教会というのが高台にあり、そこのステンドグラスが美しく、また眺めも良かったので、しばらく佇んでいた記憶があります。今日は、とりとめもない冗長な文章になってしまいました。それでは。

    紫帆

    神奈川県/女性 2022/4/23 00:25

    川谷絵音の約30分我慢してくれませんか

  • ヒント、その他

    こんばんは。またお邪魔します。前回のお話の「失恋した彼女が吹っ切れた出来事」について、ヒントのお知らせです。ヒントは「再生」です。過去の思いを断ち切れずに引きずって生きるのではなく、新たな自分に生まれ変わって生きるということ。つまり、そのことを適わせる「出来事」が起こったということです。空間的な移動はありません。過去に彼と一緒に過ごした街の中です。彼女の気持ちを一気に切り替えさせるものは何か。新たな恋人の出現とか、元々カレとの再会とかではありません。それは、思いがけないモノ、不意を突かれるモノです。私も実際に体験したからこそ得心していますが、体験していなかったら、きっと思いつかなかったかもしれません。なので、ぴったり正解は難しいと思われますが、類似したモノは幾つかあると思いますよ。
    そして、ついでと言っては何ですが、今まで経験したなかで思い出深いデートスポットについて紹介します。それは、20代前半の頃、1ヶ月程度付き合った、黒服の彼(笑)が連れて行ってくれた羽田空港の飛行機の離着陸が間近に見える公園です。私が行ったのは川崎市の浮島町公園でしたが、滑走路の増築で航路が変更になり、現状では京浜島つばさ公園や城南島海浜公園の方が眺めが良いようですね。離着陸時の轟音もさることながら、大きな飛行機が豪快に飛び立っていくのは、ベルヌーイの定理の実証として見る一方で、その見えない空間では、万有引力がせめぎ合っているように感じずにはいられません。そして、その公園の比較的近くに、しながわ水族館があって、そこのトンネル水槽の天井を、サメが横切っていく様子というのは、空を飛ぶ飛行機の姿を彷彿とさせます。
    この経験は、彼の職業を別のものに変えて(黒服ではちょっと思ったイメージと合わない)簡単なプロットが出来上がっていますが、まだこれからです。このような私の経験で絵音さんの創作にも役に立てればと思い書きました。音楽と小説は違いますので、どうぞ遠慮なく。また何か思いついたら書きます。
    それでは、また。

    紫帆

    神奈川県/女性 2022/4/14 00:47

    川谷絵音の約30分我慢してくれませんか

  • 実は、、(その2)

    この物語の最後には最大のオチがあって、これも私の実体験に基づきますが、その出来事によって、彼女の気持ちは吹っ切れます。そのオチを話したいところですが、これは私の物語の最大の山場。小説が仕上がって、どこかで発表されるまでの乞うご期待とします。または、絵音さんの想像力の翼を広げて、考えてみてください。あるいは、私の体験よりも、もっと素晴らしいオチが考え付くかもしれませんね。 
    indigoさんの『チューリップ』との連想は、ちょうど先に述べた私の体験が4月だったということ、街にはチューリップが咲いて、風に揺れていました。この曲は失恋ソングなのに、切ないながらも明るい。またリズミカルで軽やかです。私の物語の女の子は、自宅を出るときに 朝からワインを一杯一気飲みしてから家を出ます(これも実体験、笑)。足元は、雲を踏んでいるよう、目の前の景色には少し靄がかかったようで、一人別世界の状態です。音符のように並んで咲いているチューリップは、風に揺れて音楽を奏でます。
    何度もこの曲を聴いて、物語の世界を膨らませました。まだ、納得のいく完成に至っていないのが残念ですが。
    ということで、長々と書いてしまいましたが、いつかは絵音さんに知ってほしいと思っていて、このような場所を設けてくださっているとのことを知り利用させていただきました。
    これって放送されるんですか。もし、いつか放送するなら、私のみっともない事実(朝から酒を飲んでいたなど)は割愛願います。では、また。
    *ラジオネームですが、お気付きのように「haruka」としたかったんですが、既に使われてしまっていました。
     なので、この場所では「紫帆(シホ)」とします。

    紫帆

    神奈川県/女性 2022/4/11 19:09

    川谷絵音の約30分我慢してくれませんか

  • 実は、、(その1)

    初投稿です。自己PR欄に記載通り、遅ればせながら大学院に通っています。「文学を体系的に学び教養を身につけたい」というのは表向きの理由で、本音としては、もう一度学生気分を味わいたいためです。数年前に、とある文芸雑誌の新人賞に応募しましたが見事落選。自分としては妙な自信に溢れ、高を括っていたため落ちた時のショックは相当で、数年来、流さなかった涙で頰を濡らしながら号泣しました。今は勉強(研究と言うべきか)と仕事に忙しく、学術論文ばかり読んでいるため、頭のなかはすっかり論文モードで、残念ながら小説は進捗していません。でも、幾つもの物語の世界は、もちろん私の中に今でも息づいていて、時折、煌めきを放ちながら日の目を見る日を待ちわびています。
    そして、ここからが本題ですが、その物語の1つに、数少ない私の恋愛経験をモチーフとした短い小説があります。発想からプロットを組み立て、稚拙な状態ですが書きあがったのも、けっこう前。本来であれば、そこから何度も推敲を繰り返し完成させるべきでしたが、先述の通りの挫折や、その他諸々の雑事によって、放って置かざるを得なくなりました。
    2019年頃ちょうどコロナが蔓延する前後だと思いますが、indigoさんの『チューリップ』を聞いた時、どこか心の琴線に触れるものがあって、よく思い返してみると、私のその小説の世界観と類似していたのです。(あくまでも私の勝手な捉え方です。ごめんなさい)
    物語の内容は、1つの恋愛を終えた女性(25歳くらいの設定)が、別れた元カレが忘れられず、その彼がいないと思われる時間帯に、彼の住む街をうろつく話。一緒に歩いた道を一人で歩き様々回想に耽ります。必要もないのにドラックストアで日用品を買い、通りで美容室の割引チケットを貰えば、髪をカットしようかなどと考えます。そして予期せずバッタリ彼と再会など。その再会の場面も妄想に耽り、様々な状況をシミュレーションします。(その2に続きます)

    紫帆

    神奈川県/女性 2022/4/11 19:07

    川谷絵音の約30分我慢してくれませんか