「FIFA女子ワールドカップ」7月に開幕！ 池田太監督が語る“なでしこジャパンの強み”とは？
スポーツジャーナリスト・中西哲生と横山ルリカがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」。2023年7月20日（木）～8月20日（日）にかけて開催される、FIFA女子ワールドカップ。その前哨戦として「MS＆ADカップ2023」も予定されています。「なでしこジャパン めざせ！世界No.1 supported by MS&AD インシュアランスグループ」のコーナーでは、注目の大会をより楽しむために、さまざまなサッカー関係者をゲストにお迎えしてお届け！
6月2日（金）の放送は、2021年より日本女子代表・なでしこジャパンの監督を務めている池田太（いけだ・ふとし）さんがゲストに登場。開幕を目前にしたFIFA女子ワールドカップ、そしてMS＆ADカップに向けて、試合にかける思いを語りました。
1970年生まれ、東京都出身の池田監督は、青山学院大学を卒業後、1993年にJリーグ・浦和レッズに入団。引退後は浦和レッズ、アビスパ福岡でコーチをつとめ、2017年にU-19日本女子代表監督に就任。2018年には、FIFA U-20女子ワールドカップで日本を初優勝に導きました。そして2021年から、なでしこジャパンの監督に就任。今年7月より開催されるFIFA女子ワールドカップに向け、選手たちとともに鍛錬の日々を送っています。
◆なでしこジャパン監督就任の経緯
まず中西が、「現役引退後、長らくJリーグのトップチームや普及部門でコーチをされていましたが、2017年から女子チームを率いるようになったきっかけは何だったのですか？」と聞くと、池田監督は、「前任の高倉麻子監督が指導者ライセンスの同期で、そのつながりから『女子サッカーで指導するのはどうか？』という話が前々からありました。あとはタイミングで、日本を背負って戦えるチャンスはそうそうないだろうと思って、思いきって女子代表の監督をさせていただきました」と振り返ります。
続けて中西は、「女子チームを率いるようになって、男子のチームと違うところや共通しているところはありますか？」と質問。これには、「男子・女子というよりも“代表チームの活動だけ見る”という、時期的な違いはあったので、短期間でどういうことを伝えていくかという難しさはありました」と池田監督。
また、男子・女子ともに共通している点としては、「選手たちは本当に成長したいと思っていますし、次の試合、次の大会に勝ちたいという思いが強いので、そのために目指すサッカーを伝えていき、（選手と）一緒に戦っていく部分は、男子も女子も関係ない」と話します。
◆グループリーグ突破のカギは？
FIFA女子ワールドカップが、いよいよ7月20日（木）に開幕します。日本が世界一を目指すためにも、まずはスペイン（世界ランキング7位）、コスタリカ（同36位）、ザンビア（同77位）と対戦するグループステージを突破しなければいけません。
池田監督は、グループステージ突破のポイントとして初戦のザンビア戦を挙げます。その理由に、「大会に良い形で入っていくこと、そして、勝ち点を積み上げるという意味でも、（初戦は）本当に大事な試合になってくると考えています」と語ります。
これには中西も、「日本は世界ランキング11位ですけど、そこはもう関係ないですよね。力のあるチームのほうは“絶対に勝たなければならない”というプレッシャーもかかりますから」と同意します。
ここで改めて“なでしこジャパンの強み”について伺うと、池田監督は「一人ひとりの運動量もそうですが、攻撃でも守備でも、組織的、意図的な攻守の切り替えも含めて“連携・連動”が日本の強みだと思いますし、そこを磨いていきたいです」と声を大にします。
◆熱い思いとプレーで優勝を目指す！
さらに、7月14日（金）には、ワールドカップ前の最後の国内試合となる「MS＆ADカップ2023」が開催されます。この試合に向けて、「（すでに）どういうメンバーで戦うかも考えていますし、今はMS&ADカップに向けてどういう準備をするか、さらには、ワールドカップ期間中にどういうトレーニングやミーティングをしていくか、という細かい部分を積み上げているところです。優秀なスタッフがいっぱいいますので、いろんなことを役割分担しながら準備しています」と力を込めます。
最後に、中西が「現在のなでしこの注目してほしいところや“試合でここを見てほしい”というところを教えてください」と質問すると、池田監督は「世界各国のいろんな選手・タイプのチームに対して、我々が勇敢に戦っていく姿をお見せしますし、連携・連動で相手ゴールに向かっていくプレーで、見ている人たちの心を動かせるような熱い戦いを楽しみにしていただければと思います。あとは、推しの選手を見つけるのも楽しみの1つかなと思います」とポイントを挙げます。
そして、自身についても「まずは私から、戦う姿勢と勝利に対する熱い部分をさらけ出して、（選手の）心を動かしていきたい」と闘志を燃やしていました。
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聴取期限：2023年6月10日（土）AM 4:59 まで
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＜番組概要＞
番組名：TOKYO TEPPAN FRIDAY
放送日時：毎週金曜15:00-17:00
パーソナリティ：中西哲生・横山ルリカ
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/teppan/
6月2日（金）の放送は、2021年より日本女子代表・なでしこジャパンの監督を務めている池田太（いけだ・ふとし）さんがゲストに登場。開幕を目前にしたFIFA女子ワールドカップ、そしてMS＆ADカップに向けて、試合にかける思いを語りました。
（左から）中西哲生、池田太監督、横山ルリカ
1970年生まれ、東京都出身の池田監督は、青山学院大学を卒業後、1993年にJリーグ・浦和レッズに入団。引退後は浦和レッズ、アビスパ福岡でコーチをつとめ、2017年にU-19日本女子代表監督に就任。2018年には、FIFA U-20女子ワールドカップで日本を初優勝に導きました。そして2021年から、なでしこジャパンの監督に就任。今年7月より開催されるFIFA女子ワールドカップに向け、選手たちとともに鍛錬の日々を送っています。
◆なでしこジャパン監督就任の経緯
まず中西が、「現役引退後、長らくJリーグのトップチームや普及部門でコーチをされていましたが、2017年から女子チームを率いるようになったきっかけは何だったのですか？」と聞くと、池田監督は、「前任の高倉麻子監督が指導者ライセンスの同期で、そのつながりから『女子サッカーで指導するのはどうか？』という話が前々からありました。あとはタイミングで、日本を背負って戦えるチャンスはそうそうないだろうと思って、思いきって女子代表の監督をさせていただきました」と振り返ります。
続けて中西は、「女子チームを率いるようになって、男子のチームと違うところや共通しているところはありますか？」と質問。これには、「男子・女子というよりも“代表チームの活動だけ見る”という、時期的な違いはあったので、短期間でどういうことを伝えていくかという難しさはありました」と池田監督。
また、男子・女子ともに共通している点としては、「選手たちは本当に成長したいと思っていますし、次の試合、次の大会に勝ちたいという思いが強いので、そのために目指すサッカーを伝えていき、（選手と）一緒に戦っていく部分は、男子も女子も関係ない」と話します。
◆グループリーグ突破のカギは？
FIFA女子ワールドカップが、いよいよ7月20日（木）に開幕します。日本が世界一を目指すためにも、まずはスペイン（世界ランキング7位）、コスタリカ（同36位）、ザンビア（同77位）と対戦するグループステージを突破しなければいけません。
池田監督は、グループステージ突破のポイントとして初戦のザンビア戦を挙げます。その理由に、「大会に良い形で入っていくこと、そして、勝ち点を積み上げるという意味でも、（初戦は）本当に大事な試合になってくると考えています」と語ります。
これには中西も、「日本は世界ランキング11位ですけど、そこはもう関係ないですよね。力のあるチームのほうは“絶対に勝たなければならない”というプレッシャーもかかりますから」と同意します。
ここで改めて“なでしこジャパンの強み”について伺うと、池田監督は「一人ひとりの運動量もそうですが、攻撃でも守備でも、組織的、意図的な攻守の切り替えも含めて“連携・連動”が日本の強みだと思いますし、そこを磨いていきたいです」と声を大にします。
◆熱い思いとプレーで優勝を目指す！
さらに、7月14日（金）には、ワールドカップ前の最後の国内試合となる「MS＆ADカップ2023」が開催されます。この試合に向けて、「（すでに）どういうメンバーで戦うかも考えていますし、今はMS&ADカップに向けてどういう準備をするか、さらには、ワールドカップ期間中にどういうトレーニングやミーティングをしていくか、という細かい部分を積み上げているところです。優秀なスタッフがいっぱいいますので、いろんなことを役割分担しながら準備しています」と力を込めます。
最後に、中西が「現在のなでしこの注目してほしいところや“試合でここを見てほしい”というところを教えてください」と質問すると、池田監督は「世界各国のいろんな選手・タイプのチームに対して、我々が勇敢に戦っていく姿をお見せしますし、連携・連動で相手ゴールに向かっていくプレーで、見ている人たちの心を動かせるような熱い戦いを楽しみにしていただければと思います。あとは、推しの選手を見つけるのも楽しみの1つかなと思います」とポイントを挙げます。
そして、自身についても「まずは私から、戦う姿勢と勝利に対する熱い部分をさらけ出して、（選手の）心を動かしていきたい」と闘志を燃やしていました。
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＜番組概要＞
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放送日時：毎週金曜15:00-17:00
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