「手芸センタードリーム」PB商品の裏側。 中小企業の事業承継は長期ビジョンで!

『お店ラジオ』にようこそ!
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
ゲストは、先週に引き続き、小野株式会社の代表取締役社長、小野兼資さんでした。

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小野株式会社は、「手芸センタードリーム」を全国100店舗以上も展開している会社。
問屋から仕入れたものをそのまま売るだけではなく、PB商品も数多く販売しています。
どういった流れで作っているのでしょうか?
「今はほとんど問屋さんが無くなったので、ほぼメーカーさんと直接折衝します。こういう素材でこういったものを作ってくれと、企画の段階から弊社スタッフも加わって、ドリームオリジナルの商品が出来上がる。他社には無い商品、価格決定権がうちにある、メーカー側は在庫を抱えるリスクがないので思い切ったプライスを出せる、在庫を抱えるリスクをドリームが全部かぶる、という仕組みですね。ある程度の店舗数があって出来るワザ。今105店舗あるので、リスクを分散してやっていけるのかな?と思います」
そんなドリームのPB商品で一番多いのは「生地」だと小野さんは言います。
「基本的には、よく売れるものをPB商品でやっていきたいという方向ですね」
例えば、春には、入学・入園シーズンに向けて可愛いオリジナル生地を作ったりしています。そのオリジナル生地でお子さんの手提げ袋やシューズケースを手作りするなんて、素敵ですよね!
そのため、主な客層といえば、こだわりがあって、時間に余裕のある方が多いのだとか。

先週、「手芸用品のニーズは実用から趣味になっている」といったお話がありましたが、確かに趣味で手芸をする方にとっては、そのお店にしかないオリジナル生地って魅力的でしょうね~。

そして「ドリーム」では現在、「ソーイングニット教室」を実施しています。
こちらは伸縮性の良いニット素材をロックミシンで縫いあげる教室なのですが、2時間ほどで簡単にトレーナーやスカートが出来上がるだのとか。
「手軽に、本当に着られるものができるとお客さまに喜んでいただけるので、ここらへんを広げていって、一日一着2時間で作って帰っていただこう!という教室に力を入れています」とのこと。
最終的には、生徒で来られていた方が、次は自分が教える側になれるような教室を目指しているそうですよ。
ほかにも、岡山県にあるドリーム倉敷天満屋店では、通常の手芸教室に加えて、書道教室やフラワーアレンジメント教室など、さまざまなカルチャー教室を実施しています。
手芸用品とは関係のない教室、これにはどんな意味があるのでしょう。
「(この店舗は)倉敷の駅前なので、帰りに『じゃあ、布も買って帰ろうか』ってなるので、百貨店とタイアップしてやらせてもらっています。コミュニティになれば、という思いですね」
確かに、カルチャー教室に通う人々は、先にあげた主な客層である「こだわりがあって、時間に余裕のある方」にも当てはまりそうです。
何より地域のコミュニティとしての役割を「ドリーム」の教室が担っているんですね。

さらに今回は、創業113年の会社ということで、「事業承継」についても伺ったところ、小野株式会社では代々、幼少期に後継者を指名していることが分かりました。
「私自身は、男三人兄弟だったんですけど、幼い頃に『あなたやりなさい』と言われ、なんの迷いもなく商売を継ぐ気でおりました。私の代で問屋から小売に業態を変えましたが、事業転換や方向転換をするっていうのは、事業承継のタイミングが、私自身はすごくいい機会になると思っています」
実際、小野さん自身が後継者を指名したのも、ご子息が小学生ぐらいの時だったそうで、今はその5代目となるご子息が、店舗のDX化を進めていっているのだとか。
「事業承継するのかどうか分かっていなかったら、僕もこんなに店舗拡大していなかったと思う」と小野さん。

「後継者がいるという前提で、リスクをかけても拡大していこうと考えていましたね。やっぱり長期ビジョンで、次は誰がやって、この世代でこう回していくといった柱を見つけるっていうのは、我々のような中小企業の場合、非常に大事なポイントだと思います」
今後、「ドリーム」では、DXに強い5代目を中心に、業務改善にどんどん投資していく予定。
データを活用して売上予測や在庫管理などを行い、店舗運営していく。
そんなお店に今、まさに生まれ変わろうとしている手芸の老舗店。
これからも「ドリーム」の躍進は続きそうですね!


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