TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中のコンテンツ「Monthly Artist File -THE VOICE-」。1ヵ月ごとに担当アーティストが替わり、楽曲の制作秘話や番組でしか聴けない特別なエピソードを語ります。6月のパーソナリティはCharが担当。6月27日(日)の放送では、ゲストに奥田民生さんとOKAMOTO’Sのハマ・オカモトさんを迎えてお届けしました。
◆奥田民生“らしさ”が詰まった楽曲をCharに提供
4回目のオンエアでは、奥田民生さんとOKAMOTO’Sのハマ・オカモトさんがゲストに登場。2015年にCharがリリースした『ROCK十(ロック・プラス)』では、奥田が楽曲「トキオドライブ」を提供。演奏にあたり、奥田はハマにベースを依頼しました。
Char:「こういう曲なんですけど、ハマにベースを弾かせていいですか?」って言ったんだよね。
奥田:そうですね。
Char:それで、「俺がドラムを叩きますからハマをベースにします」って流れになって。横浜のスタジオで録ったんだよね。
ハマ:そうですね。あのときの録音が初めてでしたよね。
奥田さんはCharからオファーを受けたときの心境を振り返りました。
奥田:俺だけだったら、ビビるところでしたけど、何人かにも声をかけたって話だったので。「自分は自分の“芸風”でやればいいんだろうな」っていう安心感はありましたね。
◆3人が気ままにドライブする楽曲を生演奏!
奥田さんが提供した「トキオドライブ」は、Charが運転するドライブに奥田さんとハマさんが付き添うという、独特な歌詞が特徴的です。
奥田:Charさんって東京っ子ってイメージなの。それで、こういう曲調だしドライブの歌にしようかなって。
ハマ:結果として、僕と民生さんに(レコーディング中に)すごく指示される曲になりましたね(笑)。
奥田:要は、Charさんはこういう(イメージの)人間なんですよね。
Char:(笑)。コーラスを奥田君とハマ君がやってくれたじゃない。家に帰って聴くとさ、今は(なかなか)ない、前席で3人座れるベンチシートの車がイメージできたのよ。
ハマ:3人がギュウギュウに乗っているんですね(笑)。
Char:古いアメ車に乗っているような気持ちになる。
ハマ:ミュージックビデオ、撮りたいですね。
Char:僕が60歳になる年に、『ROCK十』のライブをやって。そのときにハマ君と奥田君も出てくれたんだよね。あのときの演奏はどうでしたか?
奥田:曲がこれなんで、緊張はしなかったです(笑)。
ハマ:(笑)。すごく楽しかったです!
3人は還暦記念ライブ以来となる「トキオドライブ」を番組内で生演奏しました。
Char:奥田君の歌詞はね、ずっと車に乗っている感じがある。目的地がないの(笑)。
奥田:そもそも、どこかに行きたいわけでもないんですよ。道を曲がったりしているだけでいいや、みたいな(笑)。
ハマ:まさにドライブって感じの曲ですね(笑)。
番組では他にも、Charにとっておよそ16年ぶりとなるオリジナルアルバムのリリースを発表しました!