「大阪王将」独自の暖簾分けシステム。職人を育成するから こそ成長できる

ゲスト:株式会社イートアンドホールディングス 代表取締役会長CEO 文野直樹さん



『お店ラジオ』にようこそ!
パーソナリティは、事業投資家の三戸政和さんと、スマレジ代表の山本博士さん。
ゲストは、「大阪王将」を運営する、株式会社イートアンドホールディングスの代表取締役会長CEO、文野直樹(ふみの・なおき)さんでした。

餃子のお店といえば、「大阪王将」と「餃子の王将」の2つが有名ですが、そもそも、遠縁の経営する「餃子の王将」で修業したお父様が、暖簾分けしてもらったことが始まりだと言います。

今では様々なメニューを展開する「大阪王将」ですが、当初は餃子とビールだけという業態でした。
そこにテイクアウトを導入。当時としては珍しい餃子専門店で、小さな店舗、そしてテイクアウト。ものすごく効率の良い経営で、お店は成功します。
そんなお父様の成功を見て、周囲の友人たちが「わしもやらせてくれ」と言ってきて始まったのが、「大阪王将」の暖簾分けです。

ここで、ふと疑問が…。暖簾分けとFC、どちらが儲かるのでしょうか?
「どっちが良い悪いというより、考え方の違い」と文野会長。
FCシステムというのは、飲食のノウハウを売って、そのノウハウの対価=ロイヤリティを頂く仕組みです。
一方、「大阪王将」は、餃子の工場を持っているため、餃子を卸すことで利益を上げていく仕組み。文野会長曰く、「ロイヤリティには権利や義務などトラブルの元になるようなことがいっぱい。そんなことを心配するよりも、美味しい餃子を作って安く卸すことに徹した方がいいんじゃないか?というのが当時の考え方だった」とのことです。

その考え方を現在も引き継いでいるのが、「NOREN(のれん)チャイズ」システムです。
これは、「大阪王将」が、長年蓄積したノウハウを最大限に活かして開発された、独自のシステム。例えば、加盟店の利益が安定するまで1年間は店舗運営の指導をガッツリ行い、その指導分だけはロイヤリティとして頂きますが、1年間という期間が決まっているので、加盟店はロイヤリティを払い続ける必要がありませ
ん。(希望者には引き続き指導を行います)
文野会長はこうおっしゃっていました。
「技術を継承していくこと。職人を育成していくというのが僕たちの仕組み」。

“暖簾分け”と“FCのシステム” を合理的に合わせたものが、「NORENチャイズ」なんです。
三戸さんも言っていましたが、どの店舗に行っても豪快に鍋を振る職人さんが存在するの
はそういうことだったんですね!技術が継承されている!

そして、そういった職人さんがいるからこそ、各店舗の客単価を上げることも可能です。
どういうことなのか?「大阪王将」では、期間限定メニューなどバラエティ豊かなメニューを出していますが、これも客単価を上げる工夫の一つなんです。
安い・早いに加えて、食べたくなるもの。文野会長曰く「胃袋直撃型というか、そういう手法をとっていくと単価は上がっていく」とのことです。
それができるのも、各店舗に「職人」がいるからなんですね~。

「餃子の王将とは違ったモデルで成長させたい。ずっとこれが原動力だった」という文野会長。
では、どうやって違いを出すのか。
飲食店の成長といえば、店舗展開が真っ先に挙げられますが、文野会長が考えたのは「ブランド・ポートフォリオ」。簡単に言えば、外食の横展開です。
「外食として店舗を増やしていかなければという考えは、真っ平ごめん!」だったそうですよ(笑)
文野会長がおっしゃる“外食の横展開”、その一つが、冷凍食品です。
実は40年前に継いだのは「餃子の中身をつくる工場だった」とのことで、工場の経営がベースにあったため「メーカー側の発想も根っこにある」のだとか。
加えて、外食企業としてのノウハウもあるため、それまでどこのメーカーもやっていなかったことを始めます。
皆さん、今では当たり前だと思っているかもしれませんが、冷凍餃子に「専用のタレ」を付けたのは「大阪王将」が国内初!なんです。
もともと冷凍餃子を作っていた大手メーカーさんはタレが付いていなかったことに驚きを
隠せません。
「自分たちの作る餃子を美味しく食べてもらうには、それに合ったタレを用意した方がいいよね」という発想、外食産業の方には当たり前の感覚だと思いますが、当時の冷凍食品市場では革新的なアイデアで、「大阪王将」の冷凍餃子が大ヒットするきっかけになりました。
「たったそんなことで、面白いでしょ?」と、文野会長もニヤリ。
確かに、興味深いお話が盛りだくさんで、ここに書ききれません。

ちなみに私も「大阪王将」さんの「羽根つき餃子」に大変お世話になっています!(笑)

放送後記に書ききれなかった内容は、
ぜひアーカイブでチェックしてくださいね~!

★疑問・質問も募集中
この「お店ラジオ」では、三戸政和さんと山本博士さんへのメッセージもお待ちしており
ます。

    

2人への質問、ちょっとした疑問、相談したいこと、番組の感想・応援・グチなど、何で
も送ってきてください^^
メッセージの宛先は、 omise@interfm.jp  です。

★アーカイブのご案内
radikoのタイムフリー(放送から1週間限定)https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20220130210000
AuDee https://audee.jp/program/show/100000309
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCKIaAZrcBJvCTCoBv2K6VLg
Spotify https://open.spotify.com/show/2V2MhGQPxgZ4kE1ibz5r8H
Apple
Podcast https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%8A%E5%BA%97%E3%83%A9%E3%82%B8%
E3%82%AA-supported-by-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%82%B8/id1593150923?l=en
Google Podcast https://podcasts.google.com/feed/aHR0cHM6Ly9waXRwYS5qcC9yc3MvMDA0?hl=ja
Amazon Music
https://music.amazon.co.jp/podcasts/419a5631-9e6d-4b14-b46d-
75d0de56fba5/%E3%81%8A%E5%BA%97%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-supported-by-
%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%82%B8?refMarker=dm_wcp_af_r&ref=dm_sh_xNFkEI6BBsd
b59GBCtIzW6BIY&
それでは皆様、またのご来店お待ちしております!

コンテンツ一覧

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #34

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #33

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #32

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #31

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #30

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #29

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #28

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #27

お店ラジオ supported by スマレジ 音声

お店ラジオ supported by スマレジ #26

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「カレーハウス CoCo壱番屋」の選べるシステム ご飯1600g食べきったら無料!が大ヒット

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「カレーハウスCoCo壱番屋」の徹底した接客重視。 毎日1,000通のアンケートハガキを見ていた

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「中川政七商店」の接客ポリシーとは? 工芸の世界の接客は「接心好感(せっしんこうかん)」

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「中川政七商店」工芸業界初のビジネスモデルを確立。 ブランドづくりの考え方、ヒントはこちら!

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「鳥貴族」のFCは5万定額制!知名度を上げながら、 “業態を磨く”ことで全国チェーンを実現した

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

逆算で成長し続ける「鳥貴族」!均一価格&単一メニュー、“引き算の経営”で全国に広がる人気店へ

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

アイウエアブランド「JINS」からの問い。 竹刀で勝負していませんか?真剣勝負が道を切り拓く

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

「エリア・イノベーション・アライアンス」地方で開業する なら地元以外の人をターゲットに!オススメエリアは…?

お店ラジオ supported by スマレジ 記事

地方創生!「エリア・イノベーション・アライアンス」。 空き店舗に入ったお店が成功するまでが1セット