震災から12年が経ちました。
これまで、311に東北の様々な所で演奏をさせていただきました。
「スマイルピアノ500」の活動も4月で12年が経ちます。
東北の被災地に、ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」。
東日本大震災で失われたピアノの数は、およそ500台だと言われています。
「失われたピアノとピアノの音を届けたい」という気持ちから始めたのが、
「スマイルピアノ500」という活動です。
みなさんのご協力により、グランドピアノ:8台、アップライトピアノ:48台、
電子ピアノ:6台、合計62台のピアノを届けることができました。
私が「スマイルピアノ500」の活動をスタートさせたのは、2011年4月でした。
ピアノをお届けするだけではなく、ピアノの音も届けてきました。
音をお届けした学校は、延べ12校。
復興支援コンサート等への参加は、17回。
また、ピアノをお届けした時には、
お届けした先で必ずピアノの弾き初めをさせていただいています。
お届けしたピアノの調子を確認するだけではなく、
この先、ずーっと長く、ピアノの音を響かせてほしいという想いを込めて、
ピアノの弾き初めをしています。
ピアノお届けに関しては、2020年2月に62台をお届けして以来、
ピアノが欲しいというお声はほとんどなくなり、
ピアノをお求めの方には、ピアノが、ほぼ行き渡ったのではと感じています。
今では、皆さまのご協力に、あらためて感謝しています。
しかし、お届け活動を終了するわけではありません。
ラジオをお聞きの方で、周りにピアノを届けてほしいとい方がいたら、
この番組、または、西村由紀江のHPまで連絡ください。
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