2023年7月29日

西村由紀江のSmile Wind

2023年も、すでに半分が過ぎました。

皆さんは、1月にどんなニュースがあったか覚えていますか?

 

今年の1月、日本にとって嬉しいニュースがありました。

それは、ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2023年に行くべき52カ所」で、

イギリスの首都ロンドンに続き、2番目に盛岡市が紹介されました。

 

100人ほどの旅行ライターが推薦した中から選ばれた52カ所。

世界の中の2番目ですから、本当に凄いですよね。

 

ニューヨーク・タイムズは盛岡市を選んだ理由について、

「岩手県盛岡市は見過ごされがちだ。

街には西洋と東洋の建築様式が混ざり合った大正時代の建物や、

近代的なホテルがあふれ、伝統的な宿である昔ながらの旅館や

曲がりくねった川もある」 と紹介しています。

 

記事では、盛岡市を「歩いて回れる宝石的スポット」と高評価。

東京から新幹線で数時間で行ける便利さ、

大正時代に建てられた和洋折衷の建築美の建造物、盛岡城跡公園、

「NAGASAWA COFFEE」「東家」「BOOKNERD」「開運橋のジョニー」などが

紹介されています。

 

 

この記事を書いたクレイグ・モッドさんは、日本に住んで23年のライターで、

2021年の春に初めて盛岡を訪れたそうです。

 

この時グレイグさんは、盛岡の街に衝撃を受けたそうです。

「思いがけなく生き生きとした街で、川や山々の自然が、

散策にぴったりな街中の景色に美しく溶け込んでいる。

おいしいスコーンやコーヒーもある。最高の街じゃないか」と・・・。

 

そして、2022年10月、ニューヨーク・タイムズの編集者が、

「行くべき52か所」の推薦依頼をしてきたとき、盛岡を推薦しようときめたそうです。

 

その推薦文の冒頭には、

「東京から新幹線ですぐ行ける、人混みなく歩いて回れる宝石的スポット」と

書かれています。

 

盛岡の魅力に出会ったグレイグさんが、その想いを発信してくれたおかげで、

私たちも盛岡の魅力を再確認することができました。

 

私は、学校コンサートやピアノのお届けで、何度も盛岡に足を運びました。

2019年と2021年には、岩手銀行赤レンガ館でコンサートもさせていただきました。

 

岩手銀行赤レンガ館は、盛岡城跡公園の近くにある洒落た洋館で、

明治44年・1911年に盛岡銀行の本店として落成しました。

建築に携わったのは、東京駅を設計した辰野金吾(たつの きんご)ということで、

国の重要文化財に指定されています。

盛岡の街に、岩手銀行赤レンガ館のほかに、

明治43年・1910年に竣工した旧第九十銀行本店本館や

明治時代を代表する典型的なルネッサンス様式の「岩手銀行中ノ橋支店」、

昭和モダン建築の盛岡信用金庫本店など、希少な洋館が現存しているんです。

 

また、盛岡に行く機会もあると思います。

今度は、私の目線で盛岡の魅力を見つけたいと思います。


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