今までに、コンサートやピアノのお届けで、
何度も足を運んでいる宮城県の石巻市。
その石巻で「元気」と「おいしい」が味わえるのが、
2017年6月30日、北上川沿いにオープンした「いしのまき元気いちば」。
1階の元気市場では、地元の野菜や石巻の特産品がたくさん販売されています。
中でも缶詰の種類が豊富で、ホヤの缶詰や、クジラの缶詰、金華サバの缶詰など、
石巻らしい缶詰もあるんです。
2階の元気食堂は、およそ140席のフードコートで、
石巻の旬をその場で味わうことができます。
缶ごと牡蠣を直火で蒸し焼きにする「殻付牡蠣のカンカン焼き」、
サバだし文化から生まれた「サバだしラーメン」
新鮮なアラで作った透明なスープの「あら~麺」の他にも、
「海鮮丼」や「うにのパスタ」など、石巻ならではのメニューが堪能できます。
しかも「元気食堂」で食べて美味しかったものは、
1階の物販コーナーで購入することもできるそうです!
さらに、テラス席からは、石巻屈指の眺望が楽しめて、
北宇宙船のような石ノ森萬画館の姿を確認することができるんです。
2019年に石巻グランドホテルで行われた
溝口肇さんのディナーショーに参加させてもらったとき、
コンサート前に溝口さんと「いしのまき元気いちば」で買い物をしました。
復興が進む様子が感じられ、演奏にも気合が入いり、
また、スタッフの方が、あたたかいおもてなしをくださいました。
2019年に伺って以来なんですが、「いしのまき元気いちば」が、
今、どんな様子なのかスタッフの方にお話伺いました。
8月4、5、6日に開催された、石巻市内の大きな祭り【川開き祭り】が終了し
賑わいそのままに、お盆へ向かったそうです。
石巻川開き祭りが、今年が第100回と言う事ということもあり、
花火大会やディズニードローンショーなどがあり27万6千人の人出がありました。
さらに、大型客船が4年ぶりに石巻港へ寄港するなど、
「いしのまき元気いちば」も賑わったそうです。
また、「いしのまき元気いちば」では、「ぺいふる」が東北で初めて導入されました。
「ぺいふる」は、お客さんが「いしのまき元気いちば」で売られている商品を、
ふるさと納税の返礼品として購入することができる現地決済型のシステムで、
多くのお客さんが利用しているそうです。
9月のシルバーウィーク中(9/16~24)には、『石巻 秋の物産販売市』を開催予定で
他にも、野外での音楽イベントやシアターイベント、食をテーマにしたイベントなどを
予定しているそうです。
食材も、これからの時期、天候や漁の状況にもよりますが、
三陸東沖漁場で獲れたブランド魚「ひがしものメバチマグロ」や
さんま、戻りカツオ、ほたて、金華さばなどの海産物も店頭に並ぶとのことでした。
オープンから6年が経って、被災地から観光地へ変わり始めていると感じるそうです。
もちろん、まだまだ拭いきれない部分はたくさんありますが
現在、沖縄・北海道、海外からの旅行客も増えてきているそう。
地元の方や県内のお客様にもたくさんご来店頂き
コロナ渦でも大きく崩れる事無く、今に至ります。
今後も、食のみならず石巻の魅力を発信し続けれるように、
石巻を元気にして行きたいと日々奮闘しております。
と、メッセージをいただきました。
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