2023年10月21日
双葉町（ふたばまち）と浪江町（なみえまち）の学校に、
置き去りにされているピアノが複数あるということで、
避難指示区域だった5つの学校を訪れ7台のグランドピアノを視察。
調律師の遠藤さんと、1台1台、ピアノの状態を確認して、
双葉地区の5台の中から1台、浪江地区の2台の中から1台を選定しました。
浪江地区のピアノについては、先日、この番組でもご紹介しましたが、
10月21日・土曜日、22日・日曜日に、浪江町津島中学校の校庭で開催される
『標葉祭り 2023 in 津島』で、調律師の遠藤さんが修復したピアノを
お披露目することになりました。
そして、浪江町の学校視察で選定した双葉地区のピアノも
調律師の遠藤さんが修復したピアノを、11月にお披露目することになっています。
場所は、復興拠点の一つとして整備された
双葉町（ふたばまち）中野地区復興産業拠点に、
2023年4月にオープンした『フタバスーパーゼロミル』。
『フタバスーパーゼロミル』は、
工場やタオルショップ、カフェなどを併設した復興産業拠点で、
糸に、よりをかけて作る撚糸（ねんし）を製造する浅野撚糸が建設した
新たな観光スポット。
浅野撚糸は、岐阜に本社を構える会社で、
世界初の特殊な糸を使ってつくられた機能性タオル
「エアーかおる」などのヒット商品を開発。
復興の役に立ちたい、双葉で働く潮流を作りたいという想いから
『フタバスーパーゼロミル』を建設しました。
その『フタバスーパーゼロミル』で、11月4日に開催されるイベントで、
調律師の遠藤さんが修復したピアノをお披露目。
私が、演奏させていただくことになりました。
そこで今朝は、浅野撚糸の浅野雅己（あさの まさみ）社長に、
電話でお話を伺いました。
『フタバスーパーゼロミル』は、世界初の糸「スーパーゼロ」をつくる工場のほかに、
タオルショップやカフェなども併設されています。
さらには、双葉町と共同開発した「ダキシメテフタバ」という商品もあるそうです。
福島大学教育学部卒。小・中学校にて教員を勤めた後、
父が創業した浅野撚糸株式会社に1987年入社、
11月には、「復活したピアノのお披露目会」を『フタバスーパーゼロミル』で開催。
復活したピアノはエントランスに設置予定。
「復活したピアノのお披露目会」について、改めて紹介しておきましょう。
開催日時は、11月4日・土曜日、14：00～15：10
会場は、『フタバスーパーゼロミル』の中庭です。
「復活したピアノのお披露目セレモニー」のあと、
私が復活したピアノでミニコンサートを行います。
『お披露目会』で、お会いするのが楽しみですね。
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