10月21日に、浪江町津島地区・津島中学校の校庭で開催された、
標葉祭りで、修復されたグランドピアノのお披露目演奏をしてきました。
町長の開会宣言から実行委員長・及川里美さんの挨拶が行われ、
標葉祭りが開幕しました。
及川さんには、以前、この番組でも電話でお話を伺いましたが、
地元で開催する標葉祭りへの想いを開会の挨拶でも語ってくれました。
標葉祭りは、旧標葉郡の4町村、浪江町、双葉町、大熊町(おおくままち)、
葛尾村(かつらおむら)が合同で行うお祭りで、
2018年に、浪江町役場駐車場にて「復活!2018標葉祭り」を開催。
2021年の会場は、オープンしたばかりの「浪江町道の駅なみえ」。
2022年の会場は、大熊町の「大熊町交流ゾーン」でした。
そして今年は、一部が特定復興再生拠点区域として3月に避難解除された
浪江町津島地区・津島中学校で開催されました。
成功させることで、津島地区が復興と再生の道を歩んでいることを象徴にしたいと、
浪江青年会議所が中心となり標葉祭りを開催。
ステージ以外にも、標葉郷騎馬会による乗馬体験や太鼓の体験、
標葉地域各地の伝統芸能の実演・展示などのほかに、
飲食ブースでは、ご当地グルメの「なみえ焼そば」や「ひらめバーガー」、
津島の名物だった「かぼちゃまんじゅう」などが販売されていました。
10月21、22日の2日間で開催された標葉祭りですが、私は初日の21日に出演。
修復されたグランドピアノのお披露目演奏をしてきました。
この番組でも、何度かご紹介した福島県津島地区に取り残されたピアノ。
避難指示区域だった浪江町(なみえまち)と双葉町(ふたばまち)の学校に、
学校に眠っていたグランドピアノ、合計7台を今年の3月に視察しました。
それぞれ地域から、1台ずつ選定し調律師の遠藤さんがピアノを修復。
12年間 学校に眠っていたグランドピアノに、
浪江町の小学3年生と5年生が、「なみえのミライ」をテーマにペイント。
そのピアノを、標葉祭りでお披露目いたしました。
ピアノのペイントにならって、キラキラ星、線路は続くよどこまでも、
坂の上のポニョ、コスモスをメドレーで演奏しました。
浪江町の小学校に、12年間眠っていたグランドピアノを調律師の遠藤さんが修復。
浪江町の小学3年生と5年生が「なみえのミライ」をテーマにペイントしたピアノを、
標葉祭りでお披露目しました。
浪江町権現堂(ごんげんどう)出身の松田怜子(さとこ)さんと、
津島出身で浪江町役場の働く及川里美さんのユニットsatoko&satomiと、
浪江の元気と魅力を発信するオリジナルソング「いくどはぁ☆なみぃ」をコラボ。
他にも、みんなが主役ということで、3人の子供に演奏をしてもらいました。
会場にも子供がたくさんいて楽しそうにしていました。
津島中学校と津島小校歌の校歌も合唱をおこない、
会場のみなさんも一緒に歌って盛り上がりました。
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