2016年12月24日

西村由紀江のSmile wind



クリスマスの時期になると耳にするのがこの曲、「ジングルベル」

誰もが知っているクリスマスソングの定番ですが、
最初は、クリスマスの曲ではなかったんです。

元々は、1857年にアメリカのジェームズ・ピアポイント牧師が、
感謝祭のお祝いのために作った曲で、
タイトルも「ワンホース・オープンスレイ」でした。

日本語に訳すと「一頭の馬が引くソリ」という意味で、
ソリのレースからヒントを得て作られたんだそうです。

「ワンホース・オープンスレイ」はとても評判が良く、
クリスマスでも歌われるようになると、アメリカ中に広まります。

その後、歌詞に手が加えられ、タイトルも「ジングルベルズ、オア・ワンホース・オープンソレイ」に変更。
「ジングルベル」として定着したそうです。

クリスマスの定番といえば、クリスマスツリー。
キレイに飾り付けされたツリーを街のいたるところで見ますよね。

なかには、「お家でも飾っているよ」という方もいるかもしれません。

おしゃれに飾り付けされたツリーは、クリスマス気分も盛り上げるのに、欠かせないものの一つです。

さて、クリスマスツリーの飾りですが、
それぞれに意味があるってことを知っていましたか?

まずは、ツリーのてっぺんに飾る星「トップスター」。
これには、希望の星という意味があります。
鮮やかに輝いた星が、
「遠くにいた賢者をキリストが生まれたベツレヘムまで導いた」という逸話があるんだそうです。

ほかにも、「ベル」はキリストの誕生を知らせた天使のベルで、
「キャンドル」は、世を照らす光・イエスキリストを現すを言われています。

飾りの意味を知ると、「クリスマスがイエス・キリストの誕生を祝う日」
だということを改めて知ることができますね。

さて、飾り付けをするツリーですが、なぜ、モミの木を使うのか?

モミの木は針葉樹で「冬でも葉を落とさない」ことから、
「強い生命力の象徴とされたため」であり、
イエスキリストが与える永遠の命を象徴していると言われています。

モミの木を使うことには諸説ありますが、共通して言えることは、
「永遠の命」という願いが込められているようです。

また、モミの木には「アロマ効果」もあるそうです。

モミの学名のAbiesはラテン語で「永遠の命」という意味で、
モミの木は古くから健康のためや魔除けなどに利用されてきました。

モミのアロマオイルは、強力な抗菌作用や殺菌作用などがあり、空気清浄作用に優れています。

呼吸器から感染する風邪やインフルエンザなどにもお勧めで、
まさにクリスマスシーズンには効果的なのがモミのアロマです。

今回はクリスマスに関する豆知識をお送りしました。


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♪今日OAした曲♪

●笑顔に会えたら / 西村由紀江
●ホワイトクリスマス / 西村由紀江 ※生演奏
●A whole new world / Brad Kane & Lea Salonga