2020年7月25日

西村由紀江のSmile Wind



今週は、「映画から生まれた名曲 PartⅡ」

前回は、私の大好きなビリー・ワイルダー監督の映画
『お熱いのがお好き』から、I wanna be loved by youを紹介しました。

今日ご紹介するのは、映画『モダンタイムス』のスマイルです。
1936年発表のアメリカ映画で、
チャールズ・チャップリンが
監督・製作・脚本・作曲・主演を担当した
喜劇映画。

内容は、資本主義社会を生きる中、人間の尊厳は失われ、
機械の一部分や歯車のようになっている世界を、喜劇と悲劇で表現した作品。

チャールズ・チャップリンは、1889年4月16日、
イギリス・ロンドンで生まれ。
1913年、アメリカで、コメディというジャンルを確立した
大プロデューサー、マック・セネットから映画界に誘われ、
25歳から映画に出演するようになります

サイレント映画の時代に、山高帽にチョビひげ姿で、
貧しくて失敗ばかりでもプライド高く生きる
放浪紳士のイメージを作りあげ、
たちまち世界的な人気スターとなっていきます。

1928年、『サーカス』を製作。第1回アカデミー賞で特別賞を受賞。
1931年、トーキー映画が勢い付く中、サイレント映画の『街の灯』を発表。
1936年、『モダンタイムス』を公開。

『モダンタイムス』はチャップリンが初めて、
スクリーンで歌声を披露した映画。
しかも、デタラメの歌詞で歌っているんです。

1930年代は、サイレント映画からトーキー映画に移行しつつある時代。
チャップリンは、なぜ、サイレント映画にこだわったのか?
それは「世界中が分かるが映画だ」という思いがあったからです。

『モダンタイムス』で、チャップリンは「スマイル」を作曲。
現在まで、多くのアーティストに愛されカバーされています。

『モダンタイムス』は、家族で楽しめる楽しい映画。
台詞が無いから、子供から大人まで一緒に楽しめるので、
映画と一緒に音楽もお楽しみください。



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http://www.nishimura-yukie.com

あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。