東北の被災地に、ピアノとピアノの音を届ける活動「スマイルピアノ500」。
東日本大震災で失われたピアノの数は、およそ500台だと言われています。
「失われたピアノとピアノの音を届けたい」という気持ちから始めたのが、
「スマイルピアノ500」という活動です。
私が「スマイルピアノ500」の活動をスタートさせたのは、2011年4月でした。
みなさんのご協力により、
グランドピアノ:8台
アップライトピアノ:48台
電子ピアノ:6台
合計62台のピアノを届けることができました。
ありがとうございます。
今日は、ピアノをお届けした方からいただいたメッセージを
ご紹介しました。
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我が家に ピアノが届いて1年
西村由紀江さん、その節は ありがとうございました
あれから 一念発起で ピアノを基礎から始めることにしました
すぐに挫折するだろう、すぐに飽きるだろう、無理だろうと、
主人から言われ続けましたが なんとか続いています
震災でピアノを 失って 弾きたい気持ちが生まれ
もしかしたら 何も無かったならば
そんな心の変化もなかったかもしれないと思うのです
毎日時間が あればピアノに向う様に
今更ながら 楽しく自分のペースで 自分なりに弾いております
この様な機会をいただけた事に 改めて感謝いたします
どうしても御礼を申し上げたく お手紙を書く事にしました
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こちらのメッセージは、2019年9月にお届けした、
釜石市の方からいただいたメッセージです。
この時にお届けしたピアノは、盛岡市の方から譲っていただいたピアノで、
同じ岩手県内の釜石市の方へのお届けでした。
スマイルピアノ500の調律スタッフの千田さんが、
盛岡市の方のお宅に伺いペダルなどを調整。
いつでも お届けできる状態に準備をしてくれていました。
ピアノをお届けした当日は、気温が30度近くあり、
ちょっと汗ばむほどのお天気でした。
無時、家の中に運び込んだピアノを弾き初めさせていただきました。
この時は、3曲メドレーの「微笑みの鐘〜ビタミン〜朝日のあたる家」を演奏。
リクエストにお答えして、「素敵にモーニング」も演奏しました。
さらに、ギターが趣味だというご主人に、私からセッションをリクエスト。
一緒に「スタンド・バイ・ミー」を演奏して、大いに盛り上がりました。
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番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから!
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています!
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。