2020年11月7日

西村由紀江のSmile Wind

2015年の秋から、
テレビ岩手のスタッフの方と顔を合わせる機会が多くなりました。

「スマイルピアノ500」でピアノを届けたり、
学校コンサートをしたりするたびに、
ワイドショーやニュースで取り上げてくださいます。

昨年2019年には、3月11日の特番で、
大槌町「おしゃっち」から中継で生演奏。
今年の春には、ニュースプラス1のキャスターを長年されていた、
柴柳さんから譲って頂いたピアノを陸前高田にお届け。
3月11日に、お届け先から中継をするなど、嬉しい繋がりが続いています。

そんな、お付き合いが続く中で、
いつかテレビ岩手さんの曲も作りたいと思っていたところ、
この秋、ニュースプラス1がリニューアルされるということで、
テーマ曲を私(西村)が作曲するという、
ありがたいお話をいただいたんです。

まずは、デモ音源をお送りして、
報道部、アナウンス部の皆さんに聴いていただき、
意見をまとめてもらい、リクエストをもらいました。

「もう少しアップテンポにしたバージョンも聴いてみたい。」
「オープニングなので、視聴者を引き付けるように、
 最初の部分をもう少し強くできないか。」
「10秒のタイトルCGから、スタジオのオープニングになりますが、
 あいさつのタイミングがつかめない。」

などなど、具体的なリクエストがありました。


その後も「リズムを刻む楽器のシェイカーを入れるか」など、
細かいやりとりをさせて頂きながら、完成に近づけていきます。
皆さんで作り上げました。

せっかくなので、タイトルも皆さんで決めようということで、
こちらからアイデアをいくつか出しました。

オープニング
「あらたな一歩」「あたらしい風」

エンディング
「夕日のあたる家」「だんらん」「おかえり」


出来上がった曲について、皆さんが感想をくれました。
オープニングについての感想は、
「草原とさわやかな風が吹く光景が浮かんだ。
 ニュースも新しい事に挑戦できる番組であったらいいと思う。」
「空気感を感じたので、風を大事にしようと思った。」
「字面的にも好ましい。」
「新しい体制になるので、岩手県にも新しい風を吹かせたい。」
「岩手の澄んだ青空と広大な大地に清々しい風が吹き、
 人々の心を明るく元気にしてくれそうなイメージ。」

エンディングについての感想は、
「空気感という意味では「夕日のあたる家」かと感じたが、
 日中離れていた家族が家に戻ってくる様子もイメージできたので、
「おかえり」も捨てがたい。」
「局から受ける時間帯のイメージが幅広く、どれもハマる感じ。
 個人的には「夕日」と「おかえり」よりは遅く、
 「だんらん」の前後を含められそうな
 「明かりのともる家」的な感じがいいと思う」
「「おかえり」は字面的にもいいし、
 オンエアの時間帯的にもいいのかなと思う」
「プラス1が、自宅に帰ってきて一番に見る番組になってほしいから、
「おかえり」とあたたかく包み込む番組・音楽が望ましいと思った。」
「エンディングは悩んだが、仕事終わりの人、お年寄り、学生、
 家族団らんの場のそばに「プラス1岩手があったらいいな」という
 願いを込めて「だんらん」がいいと思う。」


そして、選んで頂き決まったのが、
オープニングは、「あたらしい風」

エンディングは、「おかえり」

10月5日からリニュアールスタート、 曲が使われています
「ニュースプラス1 いわて」を観た方、気がつきましたか?



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