故郷、大阪豊中市のストリートピアノ親善大使に任命され、
最近は、故郷に行く機会が増えています。
仕事で大阪に行くことはよくあるのですが、
豊中に行く機会はあまりなかったので嬉しく思っています。
豊中に向かうたびに心躍るのは、阪急電車。
物心ついた時から、なじみの電車。
あずき色で美しく、故郷の誇りに思っています。
この阪急電車を見るうちに、子供の頃の夏の思い出がよみがってきました。
今日は、私自身の夏の思い出、昭和の頃の思い出のお話。
阪急電車で夏を思い出した理由はクーラー。
小学生低学年の頃までは電車にクーラーがありませんでした。
中学年ぐらいからクーラーがついた電車が少しずつ増えてきて、
ピアノのレッスンや通学で電車に乗る時、
ホームから自分が乗る電車をチェックするんです。
屋根の上に四角い機材がついていればクーラー車、屋根がペタンコだとハズレ。
当時、家にもクーラーがなく、ゴザで寝ていました。
ゴザは涼しいと言われていますが、自分の体温ですぐに温もってしまうので、
ヒンヤリしているのは最初だけ。
眠れない時は、ゴロゴロと体を移動させてヒンヤリする場所を探し続けました。
また、夏の風物詩といえば風鈴。
でも、あまり好きではありませんでした。
チリンと鳴るの、はたしかに涼しげなんですが、
しばらく鳴らないとかえって気になるし、急に鳴り出したりする。
その不規則なかんじが嫌いだったんです。
それに、絶対音感もあるので、音程も気になってしまって…。
職業病ですね。
音程が気になるといえば、蚊。
「F」音のシャープを弾くと、蚊を思い出します。
最後に、私の夏バテ防止法を、、、
それは、
「エアコンが効いた部屋では冷たいものを飲まないようにすること」
時にホールの楽屋はかなり涼しく、ノースリーブの衣装では寒いぐらい。
そんな時はポットでお湯をわかし、
熱いものを飲むと胃が温まる感じがするんです。
飲むのはコーヒーをはじめ、紅茶、ごぼう茶など、気分によって決めています。
夏バテ予防には、軽い運動やバランスのとれた食事、
質の良い睡眠などがあげられます。
屋内でも熱中症になることもあるので、
我慢をするのではなく、水分は上手に摂るようにして、
お互いに充分気をつけて今年の夏も乗り切りましょう!
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