2022年5月21日
西村由紀江のSMILE WIND
先月24日、大阪の南港でストリートピアノを弾きました。
南港は大阪市にあるベイエリアで、
フェリーターミナルや55階建てのランドマーク「コスモタワー」、
日本最大級の大阪国際見本市会場「インテックス大阪」、
大型複合施設の「ATC（アジア太平洋トレードセンター）」などがある、
観光スポットです。
ATC（アジア太平洋トレードセンター）の１角に、
海辺のリゾート感あふれるロケーションを活かしたフードコート
「シーサイドテラス」が4月21日にオープンしました。
その「シーサイドテラス」に、グランドピアノが常設されることになり、
ミニライブを行ったんです。
グランドピアノが常設、しかもストリートピアノとして弾けるって、すごいですよね。
そして、このピアノがスタイリッシュなんです！
ピアノの蓋の裏や楽譜立て、
またピアノの３本の足の受け皿（インシュレーター）が赤いんです。
真っ赤ではなく、漆塗り風の上品な赤。
特に楽譜立ては、ピアノを弾く正面にあるので、
演奏する人を明るい気持ちにさせてくれます。
ATC（アジア太平洋トレードセンター）とは、深いご縁があるんです。
施設の中にあるATCホールで、
10年ほど前からクリスマスコンサートをさせてもらっていました。
お客様には、大阪港を目の前に見ながらピアノを聞いてもらえるんです。
夕暮れと共にコンサートが始まって、終わる頃には夜の海、
そして時には花火があがるという素晴らしいシチュエーションでした。
いつもATCホールのコンサートでお世話になっている方が、
今回のストリートピアノをプロデュース。
シーサイドテラス内にあるcafé & dining「goo-note（グーノート）」というお店に、
ストリートピアノを設置した繋がりでミニライブにお声をかけていただいたんです。
グーノートのグーは、ご存知の通りお腹がすいた時になる音。
グーノートの、ノートは、音という意味があるんです。
だからお腹がすいたグーと、ノート。
またグーノートを日本語で普通に読むと、
「ぐーの、おと」となり、日本語で読んでも同じ意味になるんです。
「グーノート」と「ぐーの、おと」、、、
よく考えられていますよね。
ミニライブは、昼の1時からと2時からの2回公演で、
お子さんを連れたお母さんやご家族など、多くの人が見に来てくださいました。
４曲演奏して、最後に弾いたのがオーバー・ザ・レインボウ。
虹の彼方に夢がある、その夢は叶うという内容のこの曲を選んだのは、
いろんな思いがあったんです。
その一つは、ATC（アジア太平洋トレードセンター）の隣のエリア夢州（ゆめしま）が、
大阪万博の会場になるからです。
大阪万博といえば、私は1970年に開催された万博に行っているんです。
3歳の時で、記憶はあまりないのですが、
外国の人がたくさんいたというのはなんとなく覚えています。
そして行った証拠として、ベビーカーに乗っている写真が残っています。
当時、怖かったのは太陽の塔。岡本太郎さんの建造物。
子供の私には大きすぎて圧倒され、顔も恐ろしく思えて、よさがわからなかった。
芸術的といわれても、奇妙なオブジェにしか見えませんでした。
今も、太陽の塔の近くを仕事で通ることがありますが、
改めて見ると、美しい、カッコイイとほれぼれします。
太陽の塔の近くでライブをしたこともあります。
万博記念公園で、情熱大陸のライブに参加、
その時に楽屋が太陽の塔のすぐ近くで感動しながら記念撮影しました。
大阪で盛り上がっているのは、大阪万博だけではありません。
通天閣にタワースライダーができたんです。
なんと、通天閣の３階から地下一階まで60メートルの滑り台、
この滑り台を10秒で滑り降りるという、なんともスリリングなアトラクションだそうです。
私はジェットコースターなど、スリリングな乗り物も時々乗るので、
この滑り台も興味がありますね。
さて、大阪のお話をいろいろしましたが、やはり発想がユニークです。
シーサイドテラス内にあるcafé & dining「goo-note（グーノート）」は、
「お腹が、グゥと鳴る音」という言葉から発想したネーミングのセンスだったり、
グランドピアノを誰でも弾けるストリートピアノとして弾けるようにしたり、
通天閣の中に滑り台を作ってしまったりと、
なんでも楽しもうという大阪ならではの精神が息づいている気がします。
この精神で、きっと2025年の万博も盛り上がるのでしょう。
無事に開催され、多くの人が心から楽しめる万博であってほしいと願います。
紹介した大阪南港のストリートピアノは、自由に演奏していただけるんですが、
弾ける日時が決まっています。
基本的には土日の13時から19時までです。
もし、大阪に行く機会があったら、この素敵なピアノを弾いてみてくださいね。
********************************
番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから！
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています！
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。
南港は大阪市にあるベイエリアで、
フェリーターミナルや55階建てのランドマーク「コスモタワー」、
日本最大級の大阪国際見本市会場「インテックス大阪」、
大型複合施設の「ATC（アジア太平洋トレードセンター）」などがある、
観光スポットです。
ATC（アジア太平洋トレードセンター）の１角に、
海辺のリゾート感あふれるロケーションを活かしたフードコート
「シーサイドテラス」が4月21日にオープンしました。
その「シーサイドテラス」に、グランドピアノが常設されることになり、
ミニライブを行ったんです。
グランドピアノが常設、しかもストリートピアノとして弾けるって、すごいですよね。
そして、このピアノがスタイリッシュなんです！
ピアノの蓋の裏や楽譜立て、
またピアノの３本の足の受け皿（インシュレーター）が赤いんです。
真っ赤ではなく、漆塗り風の上品な赤。
特に楽譜立ては、ピアノを弾く正面にあるので、
演奏する人を明るい気持ちにさせてくれます。
ATC（アジア太平洋トレードセンター）とは、深いご縁があるんです。
施設の中にあるATCホールで、
10年ほど前からクリスマスコンサートをさせてもらっていました。
お客様には、大阪港を目の前に見ながらピアノを聞いてもらえるんです。
夕暮れと共にコンサートが始まって、終わる頃には夜の海、
そして時には花火があがるという素晴らしいシチュエーションでした。
いつもATCホールのコンサートでお世話になっている方が、
今回のストリートピアノをプロデュース。
シーサイドテラス内にあるcafé & dining「goo-note（グーノート）」というお店に、
ストリートピアノを設置した繋がりでミニライブにお声をかけていただいたんです。
グーノートのグーは、ご存知の通りお腹がすいた時になる音。
グーノートの、ノートは、音という意味があるんです。
だからお腹がすいたグーと、ノート。
またグーノートを日本語で普通に読むと、
「ぐーの、おと」となり、日本語で読んでも同じ意味になるんです。
「グーノート」と「ぐーの、おと」、、、
よく考えられていますよね。
ミニライブは、昼の1時からと2時からの2回公演で、
お子さんを連れたお母さんやご家族など、多くの人が見に来てくださいました。
４曲演奏して、最後に弾いたのがオーバー・ザ・レインボウ。
虹の彼方に夢がある、その夢は叶うという内容のこの曲を選んだのは、
いろんな思いがあったんです。
その一つは、ATC（アジア太平洋トレードセンター）の隣のエリア夢州（ゆめしま）が、
大阪万博の会場になるからです。
大阪万博といえば、私は1970年に開催された万博に行っているんです。
3歳の時で、記憶はあまりないのですが、
外国の人がたくさんいたというのはなんとなく覚えています。
そして行った証拠として、ベビーカーに乗っている写真が残っています。
当時、怖かったのは太陽の塔。岡本太郎さんの建造物。
子供の私には大きすぎて圧倒され、顔も恐ろしく思えて、よさがわからなかった。
芸術的といわれても、奇妙なオブジェにしか見えませんでした。
今も、太陽の塔の近くを仕事で通ることがありますが、
改めて見ると、美しい、カッコイイとほれぼれします。
太陽の塔の近くでライブをしたこともあります。
万博記念公園で、情熱大陸のライブに参加、
その時に楽屋が太陽の塔のすぐ近くで感動しながら記念撮影しました。
大阪で盛り上がっているのは、大阪万博だけではありません。
通天閣にタワースライダーができたんです。
なんと、通天閣の３階から地下一階まで60メートルの滑り台、
この滑り台を10秒で滑り降りるという、なんともスリリングなアトラクションだそうです。
私はジェットコースターなど、スリリングな乗り物も時々乗るので、
この滑り台も興味がありますね。
さて、大阪のお話をいろいろしましたが、やはり発想がユニークです。
シーサイドテラス内にあるcafé & dining「goo-note（グーノート）」は、
「お腹が、グゥと鳴る音」という言葉から発想したネーミングのセンスだったり、
グランドピアノを誰でも弾けるストリートピアノとして弾けるようにしたり、
通天閣の中に滑り台を作ってしまったりと、
なんでも楽しもうという大阪ならではの精神が息づいている気がします。
この精神で、きっと2025年の万博も盛り上がるのでしょう。
無事に開催され、多くの人が心から楽しめる万博であってほしいと願います。
紹介した大阪南港のストリートピアノは、自由に演奏していただけるんですが、
弾ける日時が決まっています。
基本的には土日の13時から19時までです。
もし、大阪に行く機会があったら、この素敵なピアノを弾いてみてくださいね。
********************************
番組では、あなたからのメッセージをお待ちしています。
メールの方は、番組ホームページから！
ハガキの方は、今お聞きの放送局『西村由紀江のSMILE WIND』 まで。
「家族や仲間の話」、「嬉しかったこと」「失敗をしちゃったこと」など、
どんな出来事でも構いません。
「あなたの身近にあるエピソード」を教えてください。
ピアノの生演奏と共にご紹介をさせていただきます。
あなたの聞きたい曲もリクエストして下さい。
エピソードと一緒にご紹介します。
被災地にピアノを届ける活動「スマイルピアノ500」では、
震災でピアノを失った方からのご連絡をお待ちしています。
番組、または、私、西村由紀江のホームページまでご連絡ください。
お待ちしています！
http://www.nishimura-yukie.com
あなたにとって、笑顔の風が吹く1週間でありますように……。
関連タグ
おすすめ番組
