9月11日に開催された、
岩手県一関市の室根小学校開校・落成式に行ってきました。
一関市立室根東小学校と一関市立室根西小学校が統合して開校した一関市立室根小学校。
当初は、今年の4月に開校予定でしたが、
度重なる工期延長の末、6月に校舎と屋内運動場が完成。
2学期に合わせて8月からに校舎の使用を開始。
9月11日に開校・落成式が行われました。
開校記念式典の後、開校記念行事としてコンサートを開催。
まずは、『ニュースプラス1いわて』のテーマ、
「あなたに最高のしあわせを」からスタート。
クイズコーナーや皆で曲を作る「ドレミしりとり」などを交えた内容で、生徒の皆さんとコンサートを楽しみました。
ここでメッセージをご紹介しましょう。
「ラジオネーム:よし」さん。
室根小学校でのコンサートお疲れ様でした。
学校コンサートを観る事が出来ないので貴重な体験でした。
クイズコーナー、すごい盛り上がりでしたね。
子どもから【翼をください】を練習していると聞いていたので楽しみにしていました。
また、子どもとクワガタピアノのyoutubeを見ていたので、
クワガタを学校へプレゼントしてくれたという事でビックリしました。
そうなんです。
生徒からもらった花束と感想のお礼に、オオクワガタをプレゼントしました。
各学年、オスを1頭、メスを2頭の計18頭を贈呈。
オオクワガタと皆さんの羽ばたきを祈願して、最後に「翼をください」を大合唱しました。
また、今回の開校記念行事では、再会のご縁もありました。
コンサート終了後に、クワガタを持って教室に駆けつけたところ、
そのクラスの担任の先生が、2018年にスマイルピアノを届けた方だったんです。
スマイルピアノをお届けした当日は、 7歳の娘さん(ヒナちゃん)とお祖母さんが出迎えてくれました。
高台の新しいお家にピアノを搬入。
壁掛けのカレンダーの、8月6日の欄には「ピアノ11時」と書いてあり楽しみにしていたことが、ひしひしと伝わりました。
7歳の娘さん(ヒナちゃん)が「ヘンゼルとグレーテル」を弾いてくれたのをおぼえています。
楽譜には、練習が楽しみになるようにお母さんのイラストが描かれていました。
一関市立室根小学校にさよならを告げ、一路、気仙沼へ。
気仙沼は、昨年12月に中央公民館開館記念式典で演奏して以来。
室根方々は、山を越える一関より、
クルマで15分ほどの気仙沼が生活圏なんだそうです。
ということで、コンサートの打ち上げを気仙沼で行いました。
打ち上げの場で分かったんですが、開校記念行事の実行員の方が、震災直後に参加した「森は海の恋人植樹祭」の実行委員長だったんです。
「森は海の恋人植樹祭」は、
気仙沼湾で牡蠣養殖業を営む畠山さんが、
自然環境保全のために長年に渡って続けてきた植樹活動。
2011年6月に室根町(ねむろちょう)で開催された植樹祭に「スマイルピアノ500」スタッフ有志で参加。
「豊かな海は、豊かな川が作る。豊かな川は、豊かな森が作る。
自然は全て繋がっている」という信念のもと植樹祭を開催。
「スマイルピアノ500」として、1本のナラの木の苗を植えました。
いろんなご縁がどんどん繋がって、
まさに苗木が森になっていく感覚でした。
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