今日は関東地方のロングトレイルコースのお話です。
今日は関東地方のロングトレイルコースのお話です。
関東地方1都6県の全てを歩きながらぐるりと1周する「首都圏自然歩道」はご存知ですか?「関東ふれあいの道」とも呼ばれるこのコースは総延長およそ1800キロメートルで、およそ10数キロのルートが160区間つながって1周しています。すべての区間のスタートとゴールは、鉄道の駅やバス停留所と連絡しているのでとても便利です。
ではコース全体を簡単にご紹介しましょう。ミシュランで星を獲得した東京の山・高尾山から奥多摩を7コースに分割して北上し埼玉県へ。埼玉県では奥武蔵と秩父を13コースに区切りながら群馬県に入り、群馬県では榛名山・妙義山・赤城山をめぐる35コースを経て栃木県の日光につながります。栃木県は36コースで日光から県を横断して茨城県に入り、筑波山や霞ヶ浦を18コースで歩いたのち千葉県を縦断。途中、外房から内房に横断して東京湾を挟んで神奈川県へ。神奈川県は三浦半島から湘南海岸を歩いて、県中央部を北上して東京都八王子市、高尾山へとつながる壮大なルートです。
1都6県それぞれのコースを制覇すると認定証書やバッチがもらえるほか、すべてのコースを制覇すれば表彰状も授与されます。なかなか楽しい試みですよね。
週末のたびに分割しながら少しずつ歩く人も増えていますよ。