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山でのあるきかた

トラブルやけがに遭いやすいポイントについてお伝えします。

さて今日は山での歩き方。ケガやトラブルに遭いやすいポイントについてお話しします。

まず、山歩きで「足元が不安になる原因」は2つ。1つは登山コースの地形や季節によるもの。もう一つは登山者自身に原因があるものです。

歩きやすい道でふらつくようなら、その原因はあなた自身にあるかもしれません。体調が悪くなっていたり、疲れが溜まっていたりしませんか。その場合は一度休憩をとり、水分とエネルギーの補給をしましょう。休憩はこまめに取るのが基本ですよ。

また、岩場で体がふらつくようなら、バックパックの収納方法に問題がある可能性もあります。歩きやすくなるようにパッキングをなおしてみましょう。上手にパッキングしたザックを背負っていても、段差のある斜面や岩場を前向きに降りるときは注意が必要です。足を下ろしていく途中、岩にザックがぶつかる反動で体が前につんのめり、転倒や転落事故につながることがあるからです。

あと、初心者向けの登山コースの中にも、クサリで登る場面が出てくる場合があります。歩いてばかりのコースにクサリ場を見つけると「やっと足が楽になる」と思いがちですが、これが間違い。クサリ場も足で登るのが基本です。

手でつかむクサリはあくまでも補助です。腕力に頼りすぎて足に力が入らなくなるとやはり事故につながりますよ。

そして、ちょうどこの季節は落ち葉にも注意が必要です。地面が見えなくなってしまうので危ないのです。落ち葉の下に木の根っこや石があり、つまずいたり捻挫をしたり、滑って転ぶことがあります。

「まさか」と思う場所にこそトラブルが潜んでいますから、十分に気をつけてくださいね。