Cocktail Voice @ THE BELLWOOD

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Cocktail Voice at Bellwood meets Jigger Collective #2 會館フィズ

世界を魅了したbartender鈴木敦(THE BELLWOOD)がcocktailのSTORY、Recipeを紹介。



 カクテルにまつわるエピソード、レシピ、そしてカクテルを音で提供します。

 Cocktail Voice at Bellwood meets Jigger Collectiveと題して特別に
Youtubeに動画をアップしています。

【Cocktail Voice at Bellwood meets Jigger Collective】Youtubeは下記をクリック!

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★Cocktail Voice at Bellwood meets Jigger Collective Youtube★

 Cocktail Voice at Bellwood meets Jigger Collective #2は
大正11年の東京會舘で1945年の戦後間も無く生まれたカクテル「會館フィズ」


Voice


 100年前の東京にあったかもしれない架空のバー「The Bellwood」
 そこで働いていたバーテンダー「鈴木アツ吉」が紹介するカクテルの作り方、レシピ、
戦前/戦後の時代背景やカクテルのユニークな誕生秘話もご紹介。
 美味しいカクテルが飲みたくなるようなストーリーと音世界がへようこそ。

是非!ヘッドホンでお楽しみください。
會館フィズ




Story

★會館フィズ★





會館フィズは、創業大正11年の東京會舘で1945年の戦後間も無く生まれたカクテル。
当時はGHQ本部の近くにあり、アメリカ軍将校の酒場として使われていた東京會舘です。


會舘フィズは、将校達が朝から目立たないようにこっそり酒を飲みたい、とのリクエストから誕生したカクテルで当時はマッカーサーも好んで飲んだと言われています。
戦後間も無くの東京ではカフェーやカクテルバーなどは営業停止になっていました。
その代わりにヤミ市の飲み屋街では安価な芋や麦の糖質を発酵させて造ったカストリや燃料用アルコールを水で薄めたバクダンなどと呼ばれるお酒が出回っていたと言われています。





そんな中、東京にあったベルウッドというカフェーでは潜り酒場(スピークイージー)スタイルで当時東京會舘でアメリカ軍の将校達の間で流行っていた牛乳に見立てたジンフィズをこっそりゲストに作って大人気になっていたそうです。

アメリカでは1920年にあった禁酒法時代、それが終わった30年代とではカクテル文化が大きく変わりました。
同じく日本におけるカクテル文化も戦前と戦後では大きく変わったのではないでしょうか。





どんな時代にもその時代に合わせて楽しみ方の形を変えていくカクテルの奥深さとその魅力を味わえる代表作の1つとも言える會舘フィズ。
現在でも少しずつまた新たに形を変えながら今だに愛される日本生まれのクラシックカクテル、あなたもそんな魅力たっぷりの會舘フィズをぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。



Recipe
★會館フィズ★


 MONKEY 47 DRY GIN 40ml
 レモンジュース 20ml
 グラニュー糖と水 2:1のシロップ 20ml
 ミルク 60ml
 全てをシェーカーの中に入れてしっかり冷えるまでシェイクします。

 シェイク終わりで氷を入れたハイボールグラスに注ぎます。
 最後に香り付けの為のピンクペッパーを飾って完成です。





【モンキー 47 ドライ・ジン(MONKEY 47 DRY GIN)】



2008年にドイツのブラックフォレスト(シュヴァルツヴァルト)で生まれたプレミアムクラフトジンブランドです。
「モンキー 47 ドライ・ ジン」は、ジュニパー、ブラックベリー、エルダーフラワー、フレッシュな柑橘類など、47種類のボタニカルが醸し出す芳醇な香りと味わいが特徴。
爽やかできりっとしたシトラスの香り、甘くフローラルなアロマ、かすかに香るスパイス、ほのかなジュニパーベリーのビターさなどが調和した極上のテイスト。
“香水にもしたい香り”と評されるほど、華やかな香りも魅力です。

ブランドウェブサイト(英語)
https://monkey47.com/

商品紹介ページ(日本語)
http://www.pernod-ricard-japan.com/brands/domestic/spirits/monkey47/