高橋愛と西樹(みんなの経済新聞ネットワーク)がお送りする
「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」
今回は、北九州を拠点に活動され、コロナの時代に合わせて
屋外で落語を披露できる動く演劇場を作り、運用されている
落語家の橘家文太さんにお電話でお話しをうかがいます。
高橋:文太さん、よろしくお願いします。
文太:よろしくお願いします。
高橋:実際に、写真を見ているんですけど、トラックを改造しているんですか?
文太:そうなんですよ。トラックを改造して、東京にある寄席を再現してるんです。
西:再現されてますね~
文太:なので、音響とか照明とか設備も完備してて。内装は床を畳張りして、座布団置いて落語やるんですけど、
私の後ろにふすまがあって、ふすまを開けて出てくるんです。
高橋:その後ろは空間があるんですか?
文太:その後ろの空間は楽屋になっています。
高橋&西:そうなんですか!!
文太:楽屋の中には、エアコン・冷蔵庫もついてますね。
高橋:これがあればどこでも出来るって感じですね。
文太:寄席にある設備とか雰囲気、空間を全部トラックの荷台に全部詰め込んだ作りになっています。
高橋:劇場もあって楽屋もあって。
アイディアってどうやって思いついたんでしょうか?
文太:コロナでお客さんが会場に足を運べなくなりましたよね。
そこで、落語界では配信落語を始めたんですよね。
家にいながら落語を楽しめるっていうのを始めたんですけど、落語って言うのは「生」で見るのが、
一番ですから、家に居ながら生の落語を届けるにはどうしたらいいのかって考えたら今の落語Carの形が思いつきましたね。
西:いわゆるデリバリーに近い感じですよね。
文太:出前落語ですよね。
高橋:自分が行くという
文太:ウーバー落語みたいなもんですね。
高橋:分かりやすい!(笑)
でも、密を避けながら落語が出来ますもんね。
文太:今決まっている所は、道の駅、あとはキッチンカーステーション。
西:キッチンカーが何台か集まっている所ですよね。
文太:そうです。移動販売車が集まってやるイベントに落語会もやらさせて頂けることが決まっていたりとか。
あとは、老人ホームとか学校とかでも、やりたいですよね。
西:もう、無限ですよね。
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西:北九州で拠点に活動しているのは何故なんでしょうか?
文太:これはうちの師匠、橘屋文蔵のアドバイスなんですよ。
たいがい、落語家は寄席がある東京か大阪で活動するのが当たり前なんですけど、
「お前は北九州に落語を広める活動をしてみろ」という。
西:ミッションですね。
文太:なかなか、そういう人いないので、しかもそんなに落語の文化が浸透していない北九州で住んで活動するっていうのは、
前代未聞だと思うんで、誰もやっていないなら、やりたいなって思って、拠点を北九州にしましたね。
高橋:でも、誰もやってないことをやってますからね。
文太:落語Carにしろ。
西:やってないことだらけですね。
高橋:正解でしたね。師匠の言うとおりになってますね。
文太:そうですね。地元の人も応援していて、師匠に感謝ですね。
西:地元の人も生の落語を生で見る方も増えつつあるということですね?
文太:そうですね。北九州は東京に比べて、落語の文化が浸透してないとこなんで。
寄席がないですから、九州には。なので、そういうところで落語をやるっていうのは、お客さんの反応が全然違いますから、
かなり新鮮に楽しんでやっていますよ。
高橋:楽しそうですよね!
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高橋:これからの文太さんの夢って何ですか?
文太:まず、北九州に落語の文化を広めることですね。
そのあとは、落語Carで移動できるので、北九州だけでなく、福岡・九州、あとは日本全国、
トラックで駆け巡りたいなって思ってますけどね。
高橋:ツアー出来ちゃいますからね。
文太:全国ツアー出来ますね
西:では、文太さんを北九州以外でお見掛けすることも、先々出てくるという事ですね。
文太:もちろんです!
高橋&西:楽しみです。
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高橋:今日は文太さんから手ぬぐいをプレゼントとして頂きました。
こちら、どんな商品なんですか?
文太:これはですね、私、橘屋文太なんですけど、その文太の部分をとって、トラック野郎をイメージした。
なので、デコトラです。デザインは。
西:なるほど。つながりますね。
文太:あまり、落語家っぽい手ぬぐいではないんですけど、人気で。噺家の手ぬぐい大賞でも準優勝しましたよ。
西:ちょっと待ってください。
噺家の手ぬぐい大賞があるんですね(笑)
文太:はい。ものすごくマイナーな大会なんですけど。
西:それも気になりますよね
高橋:でも、すごいですよね。そこで準優勝っていう。
それをプレゼントとして、頂きましたよ。
西:ありがとうございます。
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今回は、「手ぬぐい」を【3名】にプレゼントいたします。
ご希望の方は「日本カワイイ計画。withみんなの経済新聞」サイトのトップページにある「番組にメール」から、
1:おなまえ 2:住所 3:連絡先
そして「落語」と書いて送信してください。
※締め切りは6月20日 日曜日 到着分まで。
当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。